「心が砕け散りそうな選択だった」
18-19シーズン限りでバイエルン退団を発表していた元オランダ代表のアリエン・ロッベンが、19年間に及ぶ現役生活にピリオドを打つことを発表した。「今まで下した決断のうち、もっとも難しい決断だった」と心境を吐露している。オランダの全国紙『Algemeen Dagblad』などが報じている。
ロッベンは2000年、現在、堂安律が所属しているフローニンヘンで、16歳にしてプロデビュー。以降、PSV、チェルシー、レアル・マドリーと着実にステップアップし、09年にバイエルンへ加入。ブンデスリーガ7連覇やチャンピオンズ・リーグ制覇に大きく貢献した。
バイエルンを退団した後は、別のリーグでプレーするのではないかという予想がメディアを騒がせ、一時はJリーグ入りも取り沙汰された。
しかし、ロッベンが選んだのは引退だった。本人はその理由を「心が砕け散りそうな選択だった。フットボールへの愛は潰えていないけれど、いつまでも16歳の頃と同じ、怪我のない万全な身体でいられるわけじゃない。辞めるという決断は苦しいけれど、現実を受け止めなければならない」と語った。
ロッベンは2000年、現在、堂安律が所属しているフローニンヘンで、16歳にしてプロデビュー。以降、PSV、チェルシー、レアル・マドリーと着実にステップアップし、09年にバイエルンへ加入。ブンデスリーガ7連覇やチャンピオンズ・リーグ制覇に大きく貢献した。
バイエルンを退団した後は、別のリーグでプレーするのではないかという予想がメディアを騒がせ、一時はJリーグ入りも取り沙汰された。
しかし、ロッベンが選んだのは引退だった。本人はその理由を「心が砕け散りそうな選択だった。フットボールへの愛は潰えていないけれど、いつまでも16歳の頃と同じ、怪我のない万全な身体でいられるわけじゃない。辞めるという決断は苦しいけれど、現実を受け止めなければならない」と語った。
また、今後については「長い間、トップアスリートでいるためのサポートをしてくれた人々すべて、そして家族に感謝したい。人生の次のステージに踏み出す時だ。妻や家族ともっと時間をともにし、人生の美しさ、楽しさを大切にしていきたい」とコメントしている。
ロッベンとともにバイエルンで一時代を築き、時同じくして退団を選択したもうひとりのレジェンド、フランク・リベリは、この報を受けて自身のSNSを更新。盟友に次のようなメッセージを送った。
「サンキュー・ダンケ・メルシー・ダンケベル…アリエン・ロッベン! バイエルンにおいて、これ以上ない、最高の相棒で友人だった。“ロベリー(コンビの愛称)”は、忘れられることはない! 今まで素晴らしいキャリアを送ったのだから、これからはピッチ外の時間を楽しんで」
リベリの投稿に、ファンからは「偉大なふたりのレジェンド」、「時代を共にできて幸せだった」といった称賛の声が寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部