契約は残り1年ながら…
現時点で保証されているサラリーの10倍以上を提示されて、心が動かない者はいないだろう。
だが、ローマのステファン・エル・シャーラウィは、中国の上海申花から超好待遇のオファーを受けたものの、移籍しない決断を下したようだ。イタリア・メディアが6月27日に報じている。
エル・シャーラウィとローマの契約は、年俸250万ユーロ(約3億2500万円)で2020年まで。一方、上海が提示したのは、3年契約で年俸が1400万ユーロ(約18億2000万円)とも1600万ユーロ(約20億8000万円)とも言われる。
つまり、上海に移籍して3年間プレーすれば、少なくとも約4200万ユーロ(約55億円)という莫大な収入を手にできる。だが当然、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督の“レーダー”からは外れるだろう。来年に控えるEURO2020を考えると大きな痛手だ。
だが、ローマのステファン・エル・シャーラウィは、中国の上海申花から超好待遇のオファーを受けたものの、移籍しない決断を下したようだ。イタリア・メディアが6月27日に報じている。
エル・シャーラウィとローマの契約は、年俸250万ユーロ(約3億2500万円)で2020年まで。一方、上海が提示したのは、3年契約で年俸が1400万ユーロ(約18億2000万円)とも1600万ユーロ(約20億8000万円)とも言われる。
つまり、上海に移籍して3年間プレーすれば、少なくとも約4200万ユーロ(約55億円)という莫大な収入を手にできる。だが当然、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督の“レーダー”からは外れるだろう。来年に控えるEURO2020を考えると大きな痛手だ。
イタリア紙『Repubblica』によると、エル・シャーラウィは「ヨーロッパを離れるつもりはない。まだ、価値のある場所でプレーしたいと思っている」と、サラリーよりもキャリアを優先したいと述べた。
「まだ27歳にもなっていないのに、こんなドラスティックな選択をするのは早すぎる」
ただ、移籍が実現しなかった理由は、本人の意思だけではなかったようだ。Repubblica紙は、ローマが移籍金2000万ユーロ(約26億円)を求めたのに対し、上海申花の提示額は1200万ユーロ(約15億6000万円)と開きがあり、溝が埋まらなかったため破談に終わったと報じている。
いずれにしても、エル・シャーラウィは「永遠の都」に残ることとなった。だが、契約が残り1年で、先行きは不透明だ。エル・シャーラウィはローマに年俸400万ユーロ(約5億2000万円)の新契約を求めていると言われている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「まだ27歳にもなっていないのに、こんなドラスティックな選択をするのは早すぎる」
ただ、移籍が実現しなかった理由は、本人の意思だけではなかったようだ。Repubblica紙は、ローマが移籍金2000万ユーロ(約26億円)を求めたのに対し、上海申花の提示額は1200万ユーロ(約15億6000万円)と開きがあり、溝が埋まらなかったため破談に終わったと報じている。
いずれにしても、エル・シャーラウィは「永遠の都」に残ることとなった。だが、契約が残り1年で、先行きは不透明だ。エル・シャーラウィはローマに年俸400万ユーロ(約5億2000万円)の新契約を求めていると言われている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部