• トップ
  • ニュース一覧
  • 冨安健洋の獲得にラツィオも参戦! ステップアップの焦点はSTVVの希望額13億円を払えるかに…

冨安健洋の獲得にラツィオも参戦! ステップアップの焦点はSTVVの希望額13億円を払えるかに…

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月26日

熱心に興味を抱き続けているのはボローニャ

先のコパ・アメリカでの3試合にもフル出場を果たした冨安。その活躍に欧州の有力クラブが注目している。 (C) REUTERS/AFLO

画像を見る

 日本サッカー界期待の大器、冨安健洋の去就に関して、その動向が慌ただしくなっている。イタリア紙『Il Resto del Carlino』が、セリエAの強豪ラツィオが冨安の獲得に乗り出したと報じたのだ。

 昨夏にアビスパ福岡からベルギーのシント=トロイデン(STVV)に移籍した冨安。2018-19シーズンは、欧州初挑戦ながら40試合に出場するなど主力として活躍した。そんな19歳の大型CBは、さらなる成長を期待され、今夏の移籍マーケットでのステップアップが噂されている。

 そんななか、今月10日にイタリアの移籍専門記者、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のサイトで、「ボローニャは来シーズンのための準備を進めている。そのうちのひとつが、タケヒロ・トミヤスへの関心と追跡だ」と報じられてきたが、25日に『Il Resto del Carlino』が伝えたところによれば、昨冬から冨安の動向を注視してきたラツィオが、再び関心を示し始めているという。

 しかし、ボローニャも簡単にライバルとの競合から降りる気はない。

『Il Resto del Carlino』によれば、昨シーズンのセリエA残留に貢献したトリノから期限付きで獲得していたブラジルU-22代表のリャンコがこのオフにレンタルバックしてしまったため、CBの補強が最優先とされているボローニャは、先のコパ・アメリカでも成長著しい姿を見せた冨安に白羽の矢を立てているようだ。

 この獲得競争の焦点となりそうなのが移籍金だ。イタリア紙『la Repubblica』は、冨安と2021年6月までの契約を締結しているSTVVが、契約解除金を600万ユーロ(約7億8000万円)から1000万ユーロ(約13億円)に引き上げたと報道。同クラブは安売りをしない強硬な姿勢を見せている。

 しかし、イタリアのサッカー専門メディア『Calcio Mercato』は、「ボローニャはすでに先に進んでいて、コパ・アメリカでも才能を見せた日本人DFとの契約問題をクローズしようとしている」と報じており、やはり現時点ではボローニャへの加入が有力と言えそうだ。

 来夏に迫る東京五輪を前にした重要なシーズンで冨安は新天地を目指すのか。その動向には今後も注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
コパ・アメリカを終え、冨安健洋が絞り出した言葉。南米勢との真剣勝負に「手応えは正直ない」
東京五輪の布陣はどうなる? コパ3戦を通じて見えた必須の縦軸は冨安、柴崎、そして…
柴崎岳と中島翔哉の「東京五輪行き」は鉄板。コパ・アメリカで浮かび上がったオーバーエイジの残り1枠は?
井手口陽介もG大阪復帰!? 地元紙がリーズ退団容認を報道「古巣に戻って悪夢のような時間を終わらせるつもりだ」
スタッツで見る「コパ・アメリカの久保建英」。攻撃関連は軒並み大会上位、一方で課題は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ