【総体予選】群馬決勝は劇的な幕切れ! 激戦の埼玉と神奈川は…日曜日の結果を速報!

カテゴリ:高校・ユース・その他

高校サッカーダイジェスト編集部

2019年06月16日

山梨は韮崎がPK戦を制して6年ぶりV!

後半アディショナルタイム、前橋育英は倉俣(9番)が殊勲の決勝点を挙げる。瀬戸際で健大高崎を振り切った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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山梨は名門・韮崎が覇権を奪還! PK戦の末に日本航空を下し、30回目の本大会行きを決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 6月16日、インターハイ(高校総体)の地区予選が全国各地で開催され、新たに群馬と山梨で代表校が確定した。
 
 前橋育英と健大高崎の顔合わせとなった群馬決勝は、最終盤にドラマが待っていた。序盤からロングボールを主体にペースを掴んだ前橋育英は、前半24分、右サイドを打破した中村のクロスから倉俣がゴールを決めて先制する。後半も主導権を維持して攻勢を強めたが、同23分にカウンターで一瞬の隙を突かれてPKを献上。これを今野に決められ、スコアをタイとされてしまう。その後は一進一退の攻防が続き、延長戦突入かと思われたアディショナルタイム2分、タイガー軍団が勝ち越しに成功する。渡邊の縦パスに呼応した倉俣がふたたび左足で殊勲弾をねじ込み、チームを勝利に導いた。3年連続16回目の本大会行きだ。
 
 6年ぶりの出場を狙う韮崎と、3年ぶりの県制覇を目論む日本航空が鎬を削った山梨決勝は、終始拮抗した展開のまま70分間(前後半35分ハーフ)、延長戦でも均衡が破れず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。これを5-4で制したのは韮崎。快晴の空の下、歓喜の咆哮を轟かせ、出場回数を30回の大台に乗せた。
 
 激戦区の埼玉と神奈川ではともに準々決勝が行なわれ、ベスト4が決まった。埼玉は武南vs西武台、聖望学園vs国際学院で、神奈川は日大藤沢vs桐光学園 三浦学苑vs東海大相模の組み合わせとなっている。U-20日本代表FW西川を擁する桐光学園は出場権を懸けて、強豪・日大藤沢との大一番に臨む。栃木予選では、矢板中央と真岡がファイナルに駒を進めた。

 
 インターハイはこれまでに44校が出場権を獲得し、初出場は専大北上(岩手)の1校のみ。残るは茨城、千葉、栃木、東京、神奈川、埼玉の6都県で、6月23日に全代表校が出揃う予定だ。
 
 今年度のインターハイは南九州で行なわれ、サッカー競技は男女ともに沖縄県内で開催される(7月25日開幕)。男子は埼玉、千葉、愛知の出場枠が2から1となり、全52チームが参加。女子は例年と変わらず16チームで、各地域大会に割り振られた出場枠を争う。
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