ジダンやフィーゴはもはやトップ10にも入らない。
現地時間6月7日にベルギー代表FWエデン・アザールがチェルシーからレアル・マドリーへ移籍することが正式発表された。
2012年6月にフランスのリールからチェルシーへ移籍して以来、圧倒的なパフォーマンスで声価を高めてきたアザール。幼少期から憧れていたというマドリーへの想いをかねてから公言してきたことを思えば、今回の契約で念願がついに成就したと言えるだろう。
現状では移籍金は公表されていないものの、全国紙『Marca』などの複数のスペイン・メディアによると、1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスと見られている。
では、この金額は歴代ではどのくらいの順位になるのだろうか。現時点でのサッカー界の移籍金TOP10を紹介する(金額は『transfermarkt』より。1ユーロ=130円で換算)。
2012年6月にフランスのリールからチェルシーへ移籍して以来、圧倒的なパフォーマンスで声価を高めてきたアザール。幼少期から憧れていたというマドリーへの想いをかねてから公言してきたことを思えば、今回の契約で念願がついに成就したと言えるだろう。
現状では移籍金は公表されていないものの、全国紙『Marca』などの複数のスペイン・メディアによると、1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスと見られている。
では、この金額は歴代ではどのくらいの順位になるのだろうか。現時点でのサッカー界の移籍金TOP10を紹介する(金額は『transfermarkt』より。1ユーロ=130円で換算)。
1位:ネイマール(2017年8月)
2億2200万ユーロ(約288億6000万円)
バルセロナ→パリSG
2位:キリアン・エムバペ(2017年8月)
1億8000万ユーロ(約234億円)
モナコ→パリSG
※固定額1億4500万ユーロ+ボーナス3500万ユーロ。1年目はレンタルで、18年夏に完全移籍
3位:フィリッペ・コウチーニョ(2018年1月)
1億6000万ユーロ(約208億円)
リバプール→バルセロナ
※固定額1億2000万ユーロ+ボーナス4000万ユーロ
4位:ウスマンヌ・デンベレ(2017年8月)
1億4500万ユーロ(約188億円)
ドルトムント→バルセロナ
※固定額1億500万ユーロ+ボーナス4000万ユーロ
5位:エデン・アザール(2019年6月)
1億2000万ユーロ(約156億円)
チェルシー→レアル・マドリー
※固定額1億ユーロ+ボーナス2000万ユーロ
6位:クリスチアーノ・ロナウド(2018年8月)
1億1700万ユーロ(約152億1000万円)
レアル・マドリー→ユベントス
7位:ポール・ポグバ(2016年8月)
1億500万ユーロ(約134億円)
ユベントス→マンチェスター・U
8位:ガレス・ベイル(2013年9月)
1億100万ユーロ(約129億円)
トッテナム→レアル・マドリー
9位:クリスチアーノ・ロナウド(2009年7月)
9400万ユーロ(約120億円)
マンチェスター・U→レアル・マドリー
10位:ゴンサロ・イグアイン(2016年7月)
9000万ユーロ(115億円)
ナポリ→ユベントス
TOP10のうち上位6件は、いずれも過去2年間で成立した取引となるなど、今のサッカー界における移籍金の高騰ぶりが伺える。かつて「史上最高額のフットボーラー」だったジネディーヌ・ジダン(7350万ユーロ/2001年)とルイス・フィーゴ(約6000万ユーロ/2000年)はランク外だ。
「空前絶後のメガディール」と言われたポール・ポグバのマンチェスター・ユナイテッド復帰でさえも7位。1位となったネイマールのディールに端を発した移籍金の「超インフレ」状態が、顕著に表われた結果となった。
テレビ放映権の高騰や、中東や中国の企業の参入で「移籍金高騰バブル」は、加速し続けている。まだ開いたばかりの今夏の移籍市場では、今後もエポックメーキングと言われるような大型契約が誕生しそうな気配が漂っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2億2200万ユーロ(約288億6000万円)
バルセロナ→パリSG
2位:キリアン・エムバペ(2017年8月)
1億8000万ユーロ(約234億円)
モナコ→パリSG
※固定額1億4500万ユーロ+ボーナス3500万ユーロ。1年目はレンタルで、18年夏に完全移籍
3位:フィリッペ・コウチーニョ(2018年1月)
1億6000万ユーロ(約208億円)
リバプール→バルセロナ
※固定額1億2000万ユーロ+ボーナス4000万ユーロ
4位:ウスマンヌ・デンベレ(2017年8月)
1億4500万ユーロ(約188億円)
ドルトムント→バルセロナ
※固定額1億500万ユーロ+ボーナス4000万ユーロ
5位:エデン・アザール(2019年6月)
1億2000万ユーロ(約156億円)
チェルシー→レアル・マドリー
※固定額1億ユーロ+ボーナス2000万ユーロ
6位:クリスチアーノ・ロナウド(2018年8月)
1億1700万ユーロ(約152億1000万円)
レアル・マドリー→ユベントス
7位:ポール・ポグバ(2016年8月)
1億500万ユーロ(約134億円)
ユベントス→マンチェスター・U
8位:ガレス・ベイル(2013年9月)
1億100万ユーロ(約129億円)
トッテナム→レアル・マドリー
9位:クリスチアーノ・ロナウド(2009年7月)
9400万ユーロ(約120億円)
マンチェスター・U→レアル・マドリー
10位:ゴンサロ・イグアイン(2016年7月)
9000万ユーロ(115億円)
ナポリ→ユベントス
TOP10のうち上位6件は、いずれも過去2年間で成立した取引となるなど、今のサッカー界における移籍金の高騰ぶりが伺える。かつて「史上最高額のフットボーラー」だったジネディーヌ・ジダン(7350万ユーロ/2001年)とルイス・フィーゴ(約6000万ユーロ/2000年)はランク外だ。
「空前絶後のメガディール」と言われたポール・ポグバのマンチェスター・ユナイテッド復帰でさえも7位。1位となったネイマールのディールに端を発した移籍金の「超インフレ」状態が、顕著に表われた結果となった。
テレビ放映権の高騰や、中東や中国の企業の参入で「移籍金高騰バブル」は、加速し続けている。まだ開いたばかりの今夏の移籍市場では、今後もエポックメーキングと言われるような大型契約が誕生しそうな気配が漂っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部