「ドリブルや突破という部分は何回もいけた」
[U-20ワールドカップ グループB]U-20日本 0-0 U-20イタリア/5月29日/ブィドゴシュチスタジアム
チャンスはいきなり回ってきた。
U-20ワールドカップのイタリア戦で、田川亨介の負傷交代に伴い、中村敬斗が途中出場。急遽、出番が訪れたが、最前線からプレッシングを全うし、前半途中に2トップの一角から右サイドにポジションを移した後も守備の強度は落とさなかった。
さらに目立っていたのはドリブルだ。中村はイタリア戦で手応えを掴んでいた。
「やっぱりドリブルや突破という部分は何回もいけた。後半にサイドを突破できた場面とかはファウルを貰ったんですけど、ファウルじゃなくて行けていたら、もっとチャンスになっていた。
ちょっと囲まれたところで縦にいったところとか、相手が進行方向を妨害してきて、ファウルを貰った。相手もそんなに馬鹿じゃないんで、あそこだったらファウルしてもいいかなという感じだろうですけど。抜けたら、たぶんビッグチャンスだったと思うんですけど、そういうシーンは何回かありました」
チャンスはいきなり回ってきた。
U-20ワールドカップのイタリア戦で、田川亨介の負傷交代に伴い、中村敬斗が途中出場。急遽、出番が訪れたが、最前線からプレッシングを全うし、前半途中に2トップの一角から右サイドにポジションを移した後も守備の強度は落とさなかった。
さらに目立っていたのはドリブルだ。中村はイタリア戦で手応えを掴んでいた。
「やっぱりドリブルや突破という部分は何回もいけた。後半にサイドを突破できた場面とかはファウルを貰ったんですけど、ファウルじゃなくて行けていたら、もっとチャンスになっていた。
ちょっと囲まれたところで縦にいったところとか、相手が進行方向を妨害してきて、ファウルを貰った。相手もそんなに馬鹿じゃないんで、あそこだったらファウルしてもいいかなという感じだろうですけど。抜けたら、たぶんビッグチャンスだったと思うんですけど、そういうシーンは何回かありました」
本人の言う通り、ビッグチャンスをファウル覚悟で未然に防がれた場面は何度かあった。もちろん、悔やまれるが、「ファウルでしか止められなかった」という見方もできる。
世界の舞台でドリブル突破をできるという確信は得た。ただ、「個だけの突破っていうのは限界がくる」という中村は、メキシコ戦の3点目に絡んだパスやイタリア戦での斉藤光毅とのコンビネーションなど、仲間との連係で組織での崩しも見せている。
あとは、結果を残すのみ。「今日やメキシコ戦のパフォーマンスを続けてやれば、結果はついてくるんじゃないですか」と次戦に向けて意気込んだ。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)