C・ロナウド像は作り直されたが…
現地時間5月22日、北アイルランドのベルファストで、同国の英雄ジョージ・ベストの銅像がお披露目された。この日はベストの誕生日で、もしも、2005年11月に他界した彼が生きていれば、73回目のバースデーとなる日だった。
偉大なサッカー選手の銅像がつくられた例は数えきれない。そして、その銅像が「似ていない」と批判されるケースも少なくない。ベストの場合も例によって、そのひとつとなった。英紙『Guardian』が報じている。
1960年代から70年代にかけてマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、「5人目のビートルズ」と呼ばれるなど、英国のサッカーファンを中心にカリスマ的人気を博したベスト。だが、今回、披露された銅像には、ネガティブなコメントが相次いでいる。
同紙によれば、SNSを中心に「ライオネル・リッチーに似ている」やアメリカの人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する「ホワイトウォーカー」や、北アイルランド代表のチームメートで式典に参列したパット・ジェニングスに近いというファンの声が数多く寄せられたという。中には、「70年代のヘアースタイルをしたポール・スコールズ」という指摘もあったようだ。
また、北アイルランドのあるファンは、「C・ロナウドのやつより酷い見栄え」とコメント。2017年3月にマデイラ空港につくられたクリスチアーノ・ロナウドの銅像が酷評されたことと比較して、ベスト像の出来栄えを批判。英公共放送『BBC』によれば、「これはベストなんかじゃない」とコメントするファンが大勢を占めたという。
偉大なサッカー選手の銅像がつくられた例は数えきれない。そして、その銅像が「似ていない」と批判されるケースも少なくない。ベストの場合も例によって、そのひとつとなった。英紙『Guardian』が報じている。
1960年代から70年代にかけてマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、「5人目のビートルズ」と呼ばれるなど、英国のサッカーファンを中心にカリスマ的人気を博したベスト。だが、今回、披露された銅像には、ネガティブなコメントが相次いでいる。
同紙によれば、SNSを中心に「ライオネル・リッチーに似ている」やアメリカの人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する「ホワイトウォーカー」や、北アイルランド代表のチームメートで式典に参列したパット・ジェニングスに近いというファンの声が数多く寄せられたという。中には、「70年代のヘアースタイルをしたポール・スコールズ」という指摘もあったようだ。
また、北アイルランドのあるファンは、「C・ロナウドのやつより酷い見栄え」とコメント。2017年3月にマデイラ空港につくられたクリスチアーノ・ロナウドの銅像が酷評されたことと比較して、ベスト像の出来栄えを批判。英公共放送『BBC』によれば、「これはベストなんかじゃない」とコメントするファンが大勢を占めたという。
だが、制作したベルファストの彫刻家トニー・カリーは、「彼の家族やファンという大事な人たちはみんな、彼に似ていると賛同してくれた。私にはそれで十分だ」と、多方面から寄せられた批判を意に介していない。
また、1982年ワールドカップのスペイン戦で決勝点を挙げ、北アイルランドを2次リーグ進出に導いたジェリー・アームストロングも、ベスト像を擁護した。
ジェニングスと一緒に式典に参列したアームストロングは、『Guardian』紙に「ボディーは素晴らしいし、全ての特徴を寸分の狂いもなく正確に示すのは難しい。銅像ではほぼ不可能だ。個人的に、私はとても良い銅像だと思う」と述べている。
確かに、大切なのはベストを愛し、今も愛す人たちの想いだ。ただ、同じようにバッシングを受けたC・ロナウドの銅像はその後つくり直されているが……。はたして、ベストの銅像はいかなる運命を辿るのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
また、1982年ワールドカップのスペイン戦で決勝点を挙げ、北アイルランドを2次リーグ進出に導いたジェリー・アームストロングも、ベスト像を擁護した。
ジェニングスと一緒に式典に参列したアームストロングは、『Guardian』紙に「ボディーは素晴らしいし、全ての特徴を寸分の狂いもなく正確に示すのは難しい。銅像ではほぼ不可能だ。個人的に、私はとても良い銅像だと思う」と述べている。
確かに、大切なのはベストを愛し、今も愛す人たちの想いだ。ただ、同じようにバッシングを受けたC・ロナウドの銅像はその後つくり直されているが……。はたして、ベストの銅像はいかなる運命を辿るのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部