ベルギーリーグの日本人対決は森岡亮太に軍配! 2失点のSTVVは首位陥落

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月05日

森岡亮太が起点となり攻撃をけん引

遠藤は中盤で守備に追われ、なかなか前線に絡めず。(C) STVV

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 現地時間5月4日、ベルギーリーグのプレーオフ2(PO2)の第7節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)はアウェーでシャルルロワと対戦。0-2でシャルルロワに敗れた。

 PO2は、レギュラーシーズンの7~15位と2部の3チームを加えた計12チームがA、Bふたつのグループに分かれ、まずは6チームによる総当たり戦が実施される。日程を終えた後、両グループの1位同士が対戦し、勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選の参戦権を賭けたプレーオフ1の4位チームとの対戦権が与えられる。

 6試合が終了した時点で、STVVは3勝3分けで勝点12を獲得してグループ首位。2位に勝点10でシャルルロワがつけており、上位の直接対決となった。

 STVVからは、鎌田大地、関根貴大、遠藤航、冨安健洋が先発。シャルルロワからは森岡亮太が先発し、首位をかけた一戦で、日本人対決となった。

 先制点はシャルルロワ。4分にガエタン・ヘンドリクスがネットを揺らして先制ゴールをマーク。その後もポゼッションではSTVVが上回るも、ホームチームが主導権を握り、森岡は攻撃の起点としてボールを散らし、遠藤や冨安を苦しめる。

 後半もシャルルロワのボール回しに翻弄され、STVVはリズムをつかめない。シャルルロワは攻勢を強め、54分にはセットプレーのこぼれ球を森岡がダイレクトシュート。57分には再びセットプレーからネットを揺らされてしまうが、オフサイドのため2失点目は逃れた。

 その後も、シャルルロワが森岡を起点に何度もチャンスを作り、STVVのゴールに迫る。一方で起点を作れないSTVVは81分に木下康介を投入し、打開を図る。
 
 しかし対策むなしく、87分にシャルルロワのヌリオ・フォルトゥナに2点目を許す。度々好機に絡んだ森岡は、この得点の後に、サポーターから拍手を送られ、ピッチを退いた。

 試合はこのまま終了。暫定で、勝点3を積み上げたシャルルロワがPO2Aの首位に立ち、STVVは2位に後退している。

 PO2は残り3試合。現地時間5月11日に、STVVはオイペンと、シャルルロワはベールスホットと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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