「私は中盤を『バミューダの死角』というふうに呼ぶことがあります」
[J1リーグ9節]清水0-2浦和/4月28日(日)/アイスタ
平成最後の勝者は浦和レッズだった。
試合は73分、CKの流れから興梠慎三が巧みなトラップからシュートを放ち、GKが弾いたところをマウリシオが押し込み先制。90+7分には前掛かりになった相手の裏を汰木康也が突いて、中央へパス。待ち構えていた興梠は冷静にGKの動きを見てダメ押し点を決めた。
試合後、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は「バミューダの死角」というワードを使って清水戦について語ってくれた。
「私たちはミス待ちということはしなかったんですけれど、相手がそのような戦い方をしていたので、気を付けないといけませんでした。みなさんはバミューダのトライアングルをご存じかもしれませんけれども、米国とカリブの間にある、船や飛行機がよく消える地域があるんですけれど、私は中盤を『バミューダの死角』というふうに呼ぶことがあります」
平成最後の勝者は浦和レッズだった。
試合は73分、CKの流れから興梠慎三が巧みなトラップからシュートを放ち、GKが弾いたところをマウリシオが押し込み先制。90+7分には前掛かりになった相手の裏を汰木康也が突いて、中央へパス。待ち構えていた興梠は冷静にGKの動きを見てダメ押し点を決めた。
試合後、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は「バミューダの死角」というワードを使って清水戦について語ってくれた。
「私たちはミス待ちということはしなかったんですけれど、相手がそのような戦い方をしていたので、気を付けないといけませんでした。みなさんはバミューダのトライアングルをご存じかもしれませんけれども、米国とカリブの間にある、船や飛行機がよく消える地域があるんですけれど、私は中盤を『バミューダの死角』というふうに呼ぶことがあります」
なぜ中盤がバミューダの死角かと言えば、「そこにボールが入ったらボールが奪われる、ボールが消える」からと指揮官は説明する。
また「その中盤の死角にボールが入っていかないよう、消えていかないよう、後ろでキープをしながら相手をおびき出して、スペースができたところでそこを突こうとしました」とゲームプランを明かしてくれた。
浦和はACLのアウェーでの全北現代戦を4月24日に戦ったばかりで、疲労の色はあった。それでもオリヴェイラ監督は的確なゲームプランと采配でチームに勝利をもたらした。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
また「その中盤の死角にボールが入っていかないよう、消えていかないよう、後ろでキープをしながら相手をおびき出して、スペースができたところでそこを突こうとしました」とゲームプランを明かしてくれた。
浦和はACLのアウェーでの全北現代戦を4月24日に戦ったばかりで、疲労の色はあった。それでもオリヴェイラ監督は的確なゲームプランと采配でチームに勝利をもたらした。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)