「ユウヤを失うことがどれだけの損失か」大迫勇也の復帰戦、ブレーメン指揮官が青ざめた“危険なプレー”に言及

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月09日

指揮官は大迫に絶大な信頼を――。

大迫がザカリアからチャージを受けた問題のシーン。この後、足を抱えてしばらくピッチに倒れ込んでいた。 (C)Getty Images

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 ブレーメンは4月7日、ブンデスリーガ第28節でボルシアMGと対戦。昨年12月22日のRBライプツィヒ戦以来のリーグ戦出場となった大迫勇也が1点を追う52分から途中出場して、同点ゴールをアシストした。

 地元紙『Kreiszeitung』は、「どうやら彼はまだ“完全復帰”には程遠いようだ」と評しつつも、試合後に大迫の復帰を喜ぶブレーメン指揮官フロリアン・コーフェルトのコメントを紹介している。

「ユウヤが復帰できたことをとても嬉しく思っている。チームにとって彼を失うことがどれだけ大きい損失だったのか。今日の試合を見てもらえば、その理由が分かってもらえただろう」

 だが、大迫がピッチに登場して約5分後に起きたアクシデントには、指揮官も血の気が引いたようだ。センターサークル付近でボールを保持した際、ボルシアMGのMFデニス・ザカリアからチャージを受けた大迫は、足を抱えて倒れ込み、しばらく立ち上がれなかった。

 同紙は「この時、指揮官のみならずスタッフ、選手たちは大きく抗議のアクションを起こした。このプレーはレッドでもおかしくなかったが、イエローカードのみで済まされたことに皆が驚いていた」と綴り、判定に疑問を呈した。

 コーフェルト監督もこの場面で大袈裟な身振りで抗議していたが、試合後はこのように語っている。
 
「もちろん心配はしたさ。ただ、レフェリーの判断についてはコメントをしたくない。感謝すべきことはひとつだ。あの場面でもユウヤが無事に立ち上がってくれたことを、本当に嬉しく思っている」

 ブレーメンのフランク・バウマンSDも大迫の復帰について、こう語っている。

「大迫はフィールド上でトッププレーヤーだと証明した。フルタイム(90分間)のプレーが難しいのは、コーフェルトも私も把握している。だが、徐々にプレー時間を増やしていくことができれば、彼はシーズン中にスターティングイレブンにも“復活”できるだろう」

 ブレーメンは第28節を終え、現在リーグ8位につけている。ヨーロッパリーグ(EL)出場権が与えられる5位のボルシアMGとは5ポイント差、ELの予選に参加する権利が付与される6位のヴォルフルブルクとは2ポイント差である。

 シーズンは残り6試合で、ブレーメンは4月12日にホームでフライブルクと対戦し、19日には首位バイエルンと対戦。そして、3日後にはDFBポカール準決勝で、再びバイエルンと対戦することが決まっている。この一戦に勝利すれば、同クラブにとって9年ぶりの決勝進出となる。

 正にシーズン終盤の山場を迎えたブレーメン。待望の復帰を果たした大迫は、その期待に応えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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