「トロフィーの獲得は簡単ではなかったけど…」
そのライバル関係は、互いをいがみ合うものではないようだ。
アルゼンチン代表とバルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシが、母国のラジオ局『FM Club 947』に出演。かつてレアル・マドリーに所属し、自身と同じ現代サッカー界最高のクラックと称されるクリスチアーノ・ロナウドについて言及した。
二人のライバル関係は、C・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに加わった2009年6月から始まったと言っていいだろう。ラ・リーガでは毎シーズンように30ゴール以上を挙げて激しい得点王争いを演じ、リーグの覇権争うバルセロナとマドリーのエースとして、常に比較され続けてきた。
しかし、昨夏にC・ロナウドはイタリアの絶対王者ユベントスに移籍。初挑戦のセリエAでも公式戦36試合で24ゴールと相も変わらずの決定力を発揮。かたやメッシもラ・リーガの得点ランクでトップの29ゴールを記録し、2位に勝点12差をつけて首位を独走するバルセロナの牽引車となっている。
アルゼンチン代表とバルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシが、母国のラジオ局『FM Club 947』に出演。かつてレアル・マドリーに所属し、自身と同じ現代サッカー界最高のクラックと称されるクリスチアーノ・ロナウドについて言及した。
二人のライバル関係は、C・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに加わった2009年6月から始まったと言っていいだろう。ラ・リーガでは毎シーズンように30ゴール以上を挙げて激しい得点王争いを演じ、リーグの覇権争うバルセロナとマドリーのエースとして、常に比較され続けてきた。
しかし、昨夏にC・ロナウドはイタリアの絶対王者ユベントスに移籍。初挑戦のセリエAでも公式戦36試合で24ゴールと相も変わらずの決定力を発揮。かたやメッシもラ・リーガの得点ランクでトップの29ゴールを記録し、2位に勝点12差をつけて首位を独走するバルセロナの牽引車となっている。
ただ、メッシは、9シーズンに渡って熾烈な争いを繰り広げた“永遠のライバル”がスペインを去ったことを「寂しく思っている」ようだ。
「クリスチアーノがラ・リーガにいなくて寂しく思うよ。彼と対戦して色々なトロフィーを獲得することは簡単ではなかったし、マドリーがトロフィーを掲げるのを見てイラついたこともあった(笑)。でも、彼はラ・リーガを偉大なものにしたんだ。それにクリスチアーノが加入してから、ユベントスはチャンピオンズ・リーグ優勝の大本命になった。アトレティコとの試合は彼らに大きな自信を与えたと思う」
ライバルクラブに属していることなどから“不仲説”も取り沙汰された両者だが、C・ロナウドも以前にイタリア・メディアの取材において、「彼は選手としても人間としても素晴らしい。いつかにセリエAに来て欲しいね」と語っている。
ふたりのスーパースターは、互いを尊重して高め合う、理想的な関係を築いているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部