「悔しかったですね、あれは」
3月17日、名古屋をホームで迎え撃った首位攻防戦はFC東京の勝利(1-0)という結果だった。チームとしてのパフォーマンスは素晴らしかったが、右サイドハーフで先発出場した久保は不完全燃焼に終わった印象だ。
悔やまれたのは63分のシーンだ。永井がペナルティエリア手前から放ったシュートをGKランゲラックに止められると、そのこぼれ球に久保が反応。素早く右足を振り抜くも揺らしたのは枠外のゴールネットだった。狭い角度からのシュートを決められなかったのである。
試合後の囲み会見に対応した久保は「10回くらいリプレイを観たんですけど、入ってなかったですね」とコメント。続けて「GKが出てきているのは見えていたので、落ち着いて流し込めるかなと思っていたんですけど、意外と角度がなくてサイドネットに行ってしまいました。2点差になっていればもっと楽に試合を進められたはずです」とも話していた。
悔やまれたのは63分のシーンだ。永井がペナルティエリア手前から放ったシュートをGKランゲラックに止められると、そのこぼれ球に久保が反応。素早く右足を振り抜くも揺らしたのは枠外のゴールネットだった。狭い角度からのシュートを決められなかったのである。
試合後の囲み会見に対応した久保は「10回くらいリプレイを観たんですけど、入ってなかったですね」とコメント。続けて「GKが出てきているのは見えていたので、落ち着いて流し込めるかなと思っていたんですけど、意外と角度がなくてサイドネットに行ってしまいました。2点差になっていればもっと楽に試合を進められたはずです」とも話していた。
「悔しかったですね、あれは」と言うように、本人も決めるべき局面だったと振り返る。ただ、こぼれ球に反応するまでの動きは決して悪くなく、練習の積み重ねがもたらした決定機とも言えるだろうか。この日のパフォーマンスは及第点に届かないまでも、守備から攻撃への切り替えの局面でボールを前に運ぶなど良い部分も見えたが、本人の自己評価はなかなか厳しい。
「ボールを自分で奪って前に持っていくシーンが何度かあったんですけど、その時に加速力というか、もっと斜めに、斜めにというか、相手の嫌なところに入っていければいいかなと思います」
その反省点を改善できれば、いずれ今季のJ1初ゴールも生まれるはずだ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
「ボールを自分で奪って前に持っていくシーンが何度かあったんですけど、その時に加速力というか、もっと斜めに、斜めにというか、相手の嫌なところに入っていければいいかなと思います」
その反省点を改善できれば、いずれ今季のJ1初ゴールも生まれるはずだ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)