【セルジオ越後】怪我人続出の日本代表は大丈夫?コパ・アメリカの前哨戦で期待するのは新戦力の台頭だ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2019年03月11日

調子が悪い選手に招集の噂があるのは、喜ばしいことではない。

武藤は1月2日を最後に、リーグ戦で出番を失う。3月シリーズの代表招集はあるのか。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表が3月にコロンビアとボリビアとのキリンチャレンジカップに挑む。相手の2か国はいずれも南米とあって、6月に開催されるコパ・アメリカの前哨戦という位置づけだ。つまり本大会のメンバー編成を決めるうえで、選手にとっては重要なアピールの場となりそうだね。

 でも、ここに来て故障者が続出しているのは不安だ。遠藤(左太もも痛)、青山(右膝痛)などがいまだに戦列復帰できていないし、長友まで再び負傷(左膝後十字靭帯損傷)してしまった。
 
 彼らの回復具合は気になるところで、もしもこの3月シリーズに間に合わないようであれば、新たなメンバーが選ばれるかもしれない。

 誰が入るのか、初招集はいるのか、などメンバー選考については気になるポイントは少なくない。特に注目したいのは、FWの人選だ。
 

 これまで不動の地位を築いた大迫は、アジアカップから戻ったあとに新たな怪我(背中痛)が判明し、これに憤慨した所属先のブレーメンからコパ・アメリカには派遣しない意向が発表された。代表チームにとっては、このエースの離脱はあまりに大きな痛手で、早急な代役探しが求められている。

 候補としては、シント=トロイデンの鎌田やニュルンベルクの久保などが新しく挙がってきているようだ。ただ鎌田は活躍していると言ってもベルギーリーグでの話だし、そもそも久保は低迷するチームで結果を残せていなくて苦しんでいるような現状だ。
 
 他の候補者を見ても、ハノーファーの浅野は長いことゴールから遠ざかっているし、ニューカッスルの武藤にいたっては、今年に入ってほとんど出番を得られていない。彼らが代表に相応しくないとは決して思わないけど、実績がある大迫と比べればどうしても心許ないよ。

 本来は実力で掴み取るのが、代表の座だ。それなのに、こうして調子が悪い選手に招集の噂があるのは、喜ばしいことではないよ。欧州組というだけで特別扱いされている節があるけど、決してひと括りにしてはいけない。リーグやチームによってまったくレベルは違うんだ。より高いレベルで争わなければ、チームの底上げにはならない。

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