クラシコでスタメンに抜擢された実力者だが…
現地時間3月3日に行なわれたラ・リーガ第26節で、バルセロナとの伝統の一戦「エル・クラシコ」に臨んだレアル・マドリーは0-1で惜敗した。
これでクラシコでの通算成績が95勝51分け96敗と負け越したマドリー。さらに史上初めて本拠地サンティアゴ・ベルナベウで同一の相手に公式戦3連敗を喫するなど、宿敵を相手に屈辱的な結果となった。
試合後、多くのメディアはリーガ制覇が遠のいた白い巨人(マドリーの愛称)の失態に焦点を当てるなか、翌日に放送されたスペインのテレビ番組『El Partidazo De Vamos』が取り上げたのは、マドリーの若手DFセルヒオ・レギロンとバルサの“衝突”だった。
これでクラシコでの通算成績が95勝51分け96敗と負け越したマドリー。さらに史上初めて本拠地サンティアゴ・ベルナベウで同一の相手に公式戦3連敗を喫するなど、宿敵を相手に屈辱的な結果となった。
試合後、多くのメディアはリーガ制覇が遠のいた白い巨人(マドリーの愛称)の失態に焦点を当てるなか、翌日に放送されたスペインのテレビ番組『El Partidazo De Vamos』が取り上げたのは、マドリーの若手DFセルヒオ・レギロンとバルサの“衝突”だった。
この試合で、ブラジル代表DFのマルセロに代わって抜擢されたレギロンは、試合中に相手の2大エースであるルイス・スアレスとリオネル・メッシに食ってかかり、前者には、「僕に触れるな。触れるなよ。なんだよ? 醜いのはお前だろ。このウサギ野郎!」と叫び、その諍いに割って入った後者に対しては「何だよ。お前は何かに刺されたのか? ノミのくせに」と、強い口調で罵った。
現在22歳のレギロンは、8歳からマドリーの下部組織で英才教育を受けてきた俊英。さらに出身地はマドリードで、根っからのマドリディスタ(熱狂的なマドリー・ファン)でもある。そのため自身2度目となるクラシコで、気合が空回りしてしまったのかもしれない。
相手への侮辱発言が明るみに出てしまったレギロン。今回の件でリーグ側から出場停止などの処分が下されるようであれば、数試合の欠場になる可能性もある。
いずれにしろ、マルセロから定位置を奪取するだけの才能を無駄にしないためにも、こういった振る舞いはこれっきりにしてもらいたいものだ。