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C・ロナウドの“ダイブ”に賛否両論!「VARも絶対的ではない」「接触はないがGK退場は正当だ!」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月05日

名将カペッロも意見!

メレト(左)とC・ロナウド(右)が交錯したシーン。この角度からでは足が絡んだように見えるが……。 (C) REUTERS/AFLO

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 現地時間3月2日に行なわれたセリエA第26節で、首位のユベントスは2位のナポリを2-1と破った。

 互いに一人ずつ退場者を出して10人対10人になる波乱の展開となったこの試合に関して、波紋を広げているのが、ユーベのクリスチアーノ・ロナウドがナポリのGKアレックス・メレトに倒されたシーンだ。

 25分、ナポリのDFケビン・マルキュイのバックパスをさらったC・ロナウドがゴールへ突進。これをメレトがスライディングで止めに行くとポルトガル代表FWはペナルティーエリア手前で転倒する。これを決定機阻止と判断したジャンルカ・ロッキ主審はレッドカードを提示したのだ。

 ここで得たFKをミラレム・ピャニッチが決めてユーベが先制したこともあり、この退場は言うまでもなく大一番の行方を左右する場面となった。

 試合後、ナポリ指揮官カルロ・アンチェロッティは、「とても物議を醸すエピソードになるだろう」と、メレトのタックルが正当なものだったと訴えた。

「確実なことは、メレトはロナウドに触れてもいなければ、ファウルをしようともしていないということだ。仮にファウルの笛を受け入れたとしても、ロナウドのドリブルは大きく、アランのカバーもあったため、決定的な得点機会とは言えない。

 私は当然、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)からの声で主審が映像確認することになるだろうと思っていたが、それもなかった。その後に0-2になったのだから、ゲームを決定づける大きな出来事だったと言わざるを得ないね」

 大きな注目を集めた首位攻防戦でのアクシデントだけにイタリア・メディアも大々的に報道。『Calcio Mercato』は、「メレトのレッドカードか。それともロナウドのシミュレーションか」という見出しを打った記事で次のように分析した。

「メレトにロナウドが倒されたシーンは確かに足には当たっていない。ただ、チャンスを阻んだという点においてファウルは正当だろう。しかし、レッドカードは行き過ぎた判定であったようにも思う。

 親愛なる友よ。誠意を込めて言わせてもらうが、このシーンはVARも絶対的ではないことを証明するのに役立つ典型例となる。我々は何十回と映像を再生した結果から得た真実は、二人の接触していなかったということだけだ」

 一方で元ユーベ指揮官ファビオ・カペッロはロッキ主審のジャッジが間違っていないと主張している。

「確かに接触はなかった。だが、あれは明確なファウルだよ。なぜならメレトのタックルは危険そのもので、もしも、ロナウドがかわしていなければ、彼は骨折していただろうからね。あれは明らかな反則だし、退場に値するものだった」

 命運を分けたジャッジが波紋を広げているものの、タイトルレースを演じてきたライバルとの直接対決を制したユーベ。前人未到のリーグ8連覇がさらに近づいてきた。
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