チームは格下相手の黒星で来季CL出場に暗雲!?
インテルのサポーターのなかには、2017年にミラン・シュクリニアルが加入した時、このスロバキア代表を良く思わない者もいた。宿敵「ミラン」の名前を持つ男だからだ。
だが加入1年目の昨シーズン、シュクリニアルはリーグを代表するCBと称賛されるほどに成長。苦しみながらもチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を獲得したチームにおける大黒柱のひとりとして、インテル・ファンの信頼を勝ち取った。
欧州のメガクラブから関心を寄せられるなかで迎えた今シーズンも、シュクリニアルはセリエAの24試合に先発出場。CLではグループステージの全6試合でフル出場するなど、インテル守備陣のリーダーとしてチームを支えている。
だが加入1年目の昨シーズン、シュクリニアルはリーグを代表するCBと称賛されるほどに成長。苦しみながらもチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を獲得したチームにおける大黒柱のひとりとして、インテル・ファンの信頼を勝ち取った。
欧州のメガクラブから関心を寄せられるなかで迎えた今シーズンも、シュクリニアルはセリエAの24試合に先発出場。CLではグループステージの全6試合でフル出場するなど、インテル守備陣のリーダーとしてチームを支えている。
今では、名前を理由にシュクリニアルを嫌うサポーターなどいないだろう。それでも、やはり宿敵の名前を口にしたくはない、というファンはいるかもしれない。
そこで、シュクリニアルには“解決策”があるようだ。イタリア衛星放送「Sky Sport」のインタビューで、シュクリニアルは改名も辞さないと明かした。
「もしも僕らがCLで優勝できたら、その時は役所の戸籍課に行って、名前に『インテル』を加えることにするよ」
そう、シュクリニアルは、インテルが2010年以来となる欧州制覇を果たしたら、名前を「ミラン・インテル・シュクリニアル」にすると宣言したのである。
この公約が守られるかどうかは、インテルがビッグイヤーを獲得しなければ分からない。
3月1日に行なわれたセリエA第26節で、インテルは格下カリアリに1-2とまさかの黒星を喫した。2日の試合でミランとローマが勝てば、インテルは5位に転落してしまう。優勝どころか、CL出場権すら得られない。
インテリスタの関心は、シュクリニアルが名前を変えるかどうかより、まずチームが4位以内を死守できるかどうかにあるかもしれない。