"育成のサンフレッチェ"が開幕戦で見せた新世代台頭の兆し。レジェンドの胸にも熱いものが…

カテゴリ:Jリーグ

寺田弘幸

2019年02月25日

ユース出身の4選手が心臓部を形成する姿を見て、森﨑浩司の胸にも熱いものが込み上げていた

73分から途中出場した東(24番)は、試合終了間際にビッグチャンスを創出した。写真:川本学

画像を見る

【J1リーグ1節】広島1-1清水/2月23日(土)/Eスタ

 エディオンスタジアム広島で迎えた2019年の開幕戦。前半に北川航也に先制点を奪われた広島は、57分にエミル・サロモンソンの美しいボレーシュートで同点に追い付き、城福浩監督は昨夏にプロ契約を締結した18歳の松本大弥と東峻希をピッチに送って逆転を狙いにいった。
 
 非常に大胆な采配だったが、これは決して未来への投資ではなく、開幕戦に勝つための采配だったことを指揮官は強調している。
 
「あのタイミングでピッチの上で育成するという選択はない。やれている選手、やれるはずの選手を送り出した。ピッチの上でフェアにジャッジしていくことが大事で、やれていれば去年に何試合に出ていようが何歳であろうが関係ない。そこだけは絶対に外さないようにしたい」
 
 結果として逆転まで持ち込めなかったが、松本大は中盤で相手への圧力を強めてチームを攻勢に導き、東は推進力を発揮して試合終了間際にビッグチャンスを創出した。堂々としたふたりのプレーを見て、結果とは別種のワクワク感を感じた広島サポーターも多かったはずだ。
 

 73分に東が柴﨑晃誠に代わってピッチに入ると、2ボランチは川辺駿と松本大が組んでシャドーは野津田岳人と東のレフティコンビとなった。ユース出身の4選手がチームの心臓部を形成する姿を見て、森﨑浩司アンバサダーの胸にも熱いものが込み上げていた。
 
「中盤の真ん中4枚がユース出身の選手になった時は嬉しかったですね。チームの中心にユース出身者がいるのは、このクラブにとってすごく大事なこと。成長していかないといけない選手たちですけど、これからが楽しみだし、可能性もある。峻希も大弥も堂々とプレーしているし、もうチームの中心としてやっていくつもりでやっていると思うんで、試合に出たことに満足せずに続けていってほしい」
 
 ユース出身選手として長期に渡ってチームのシンボルだった森﨑兄弟がプロ契約を締結した2000年に誕生した松本大と東。ふたりには新たなシンボルとなってもらいたい――。OBもサポーターも望む未来への期待感が膨らむ2019年の開幕戦だった。
 

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ラグビーダイジェスト
    10月25日発売
    完全保存版
    ワールドカップ2019
    大会総集編
    全試合を徹底詳報!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト11月14日号
    10月24日発売
    2019年J1&J2全40クラブ
    先取移籍マーケット
    冬の補強戦略
    U-17W杯開幕ガイドも!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    11月7日発売
    バロンドール候補から
    知られざる実力者まで
    世界を沸かせる
    最新「HOT 100」
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.28
    7月10日発売
    「インターハイ選手名鑑」
    男子出場52校・1040選手の
    顔写真&プロフィールを網羅
    企画満載で女子出場16校も!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ