【鹿島】開幕黒星も「大丈夫なんじゃないかな」と先を見据える安部裕葵の興味深い見解

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェスト)

2019年02月24日

「キツいのに慣れるというか。そういう身体も大事」

後半に巧みなターンから惜しいシュートを放った安部。「ゴール前の落ち着きとかが、僕にはもっと必要」と課題を口にした。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ第1節]鹿島1-2大分/2月23日/カシマ
 
 攻守の切り替えやセカンドボールへの反応で、一歩遅れる。相手の素早いプレスをかわすためにダイレクトでつなごうとするが、近くに味方がいなくて、思うようにパスが通らない。そうした距離感の悪さも、動き出しの鈍さが影響したのかもしれない。
 
 ホームに大分を迎えた今季の開幕戦は、1-2の敗戦。4日前にACLプレーオフのニューカッスル・ジェッツ戦(〇4-1)を戦っている鹿島は、全体的にややキレを欠いていた印象だった。攻守両面で個々が躍動感あるプレーを見せていた相手に対して、要所で劣勢を強いられた。
 
「中3日となると、うーん、やっぱり“重さ”だったりは誰もが感じていたと思います」
 
 そう試合を振り返った安部裕葵だが、それでも「大丈夫なんじゃないかなと思います」と言う理由が興味深い。
 
「去年は(60試合を戦う)タフなシーズンで、重さはあったけど、試合になれば全然動けていた。なんていうのかな、キツいのに慣れるというか。そういう身体も大事だと思う。
 
 中3日で回復し切るのは、すごく難しい。だから、回復するというよりは、キツいことに慣れ始めたら、大丈夫なんじゃないかなと思います。怪我とかには気を付けないないといけないですけど」
 
 今季もACLとの連戦が待ち構えている。そこで必要となる耐性やフィジカルの強度は、シーズンが始まった今の段階では、まだ完璧ではないということなのだろう。ただ、「どんどん上がっていくもの。今年もタフなシーズンになるので。意識しなくても、自然とそうなると思います」と、安部は今後を見据えている。
 
 タイトな日程になればなるほど、逞しく戦える――黒星スタートはもちろん歓迎できないが、チームはここから少しずつ上昇曲線を描いて、巻き返していくはずだ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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