ネルシーニョ再招聘の柏は1年でJ1復帰を果たせるのか?敗れたちばぎんカップで見えた課題と収穫

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年02月18日

セットプレーの守備は修正が必要だ

今季から再び柏の指揮を執るネルシーニョ監督。果たしてチームを立て直せるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[ちばぎんカップ]柏2(5PK6)2 千葉/2月17日/三協フロンテア柏スタジアム
 
 昨季、J2降格という屈辱を味わった柏が、今季目指すのは言わずもがな1年でのJ1復帰だ。そのためにクラブはかつてチームを黄金期に導いたネルシーニョ監督を招聘した。
 
 再スタートを切った“ネルシーニョ・レイソル”は、2月17日に今季初の公式戦として、同じJ2の千葉とのちばぎんカップに臨んだわけだが、90分を終えて2-2と決着が付かず、その後のPK戦で敗れ、白星スタートは飾れなかった。
 
 試合後、指揮官は「キャンプ中に選手たちには何度もJ2はJ1とスピード、技術面を含めて相当に違いがあるという話をし、そういった異なる環境に適応できるように準備をしてきました。それを実戦で落とし込むために今日は意味のある一戦でしたが、前半は相手に支配される時間が多く、チャンスを作られるシーンが多かったです」と複雑な表情を浮かべた。
 
 千葉戦で見えた課題としては、まず2失点を喫したセットプレーの守備が挙げられる。CBを務めた染谷悠太は「ゾーンを基本にしていますが、マンツーマンを絡めながら」と、守り方を説明してくれたが、失点シーン以外でもマークが外れる場面があり、ネルシーニョ監督は「トレーニングのなかで選手たちと現実に向きあって改善していきたい」と話す。
 

 また新戦力との融合も時間を要しそうな印象だ。千葉戦で右サイドを務めた新アタッカーのガブリエルは、スピードと得点力が持ち味との評判だったが、特長を発揮したとは言えず、66分に交代。「自分自身としては良いプレーができた」と振り返ったが、チームとして彼をどう活かすのか考える必要があるだろう。
 
 対して、前半はアンカー、後半は2ボランチの一角を務めたヒシャルジソンはまずまずのパフォーマンスで、“闘争心溢れるファイター”と言われていたとおり、激しいディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、中盤の守備強度を上げた。もっとも、ヒシャルジソンがボールに食い付いた際にスペースが空いてしまうケースがあり、チーム全体の守備の連動は改善の余地がありそうだ。
 
 現にネルシーニョ監督は先制しながらもCKから同点に追い付かれ、1-1で迎えたハーフタイムには「ここまで積んできた練習は、練習のためではなく、試合のためだ。もっと球際を激しく戦え! 相手に自由にやらせるな」と、特に守備面に関して選手たちに指示を送ったという。
 

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