シーズン中のキャプテン交代は超異例だ。
インテルが大きな決断を下したのは現地時間2月13日。FWマウロ・イカルディからキャプテンマークを剥奪し、今後はGKサミール・ハンダノビッチが主将を務めると発表したのだ。言うまでもなくシーズン中のキャプテン交代は超異例だ。
イカルディは13年夏にサンプドリアからインテルに加入し、すぐに得点源となる。15年夏にはアンドレア・ラノッキアから腕章を引き継ぎ、以降はエース&キャプテンとしてネッラズーロに君臨してきた。
しかし、ここにきてまさかの腕章剥奪。さらに同日に発表されたELラピド・ウィーン戦に向けた招集メンバーからもイカルディは外れていた。その理由についてルチャーノ・スパレッティ監督は、記者会見でこう語っている。
「イカルディからキャプテンマークを返してもらうことは、難しく痛みを伴う決断だった。だがこの決断は、チームとクラブのため、すべてインテルのために下された。イカルディは周りの環境に乱されていた。ラピド・ウィーン戦にはイカルディも招集していた。しかし、帯同を望まなかったのは彼だ。落ち込んだのだろう」
イカルディは13年夏にサンプドリアからインテルに加入し、すぐに得点源となる。15年夏にはアンドレア・ラノッキアから腕章を引き継ぎ、以降はエース&キャプテンとしてネッラズーロに君臨してきた。
しかし、ここにきてまさかの腕章剥奪。さらに同日に発表されたELラピド・ウィーン戦に向けた招集メンバーからもイカルディは外れていた。その理由についてルチャーノ・スパレッティ監督は、記者会見でこう語っている。
「イカルディからキャプテンマークを返してもらうことは、難しく痛みを伴う決断だった。だがこの決断は、チームとクラブのため、すべてインテルのために下された。イカルディは周りの環境に乱されていた。ラピド・ウィーン戦にはイカルディも招集していた。しかし、帯同を望まなかったのは彼だ。落ち込んだのだろう」
イカルディのキャプテン剥奪理由について一部では、契約延長交渉の停滞が報じられたが、どうやら違うようだ。『gianlucadimarzio.com』によれば、イカルディの態度、そして妻で代理人のワンダ・ナラがその原因だという。
普段のイカルディはロッカールームでほとんど口を開かないタイプのキャプテンで、さらに困難な際にリーダーシップを発揮することも稀だったという。年明け以降のインテルはセリエAで1勝1分け2敗と不調だったが(イカルディもノーゴール)、苦しい時期にこそ踏ん張りが求められるリーダーのとしての役割を、こなせなかったということだろうか。
さらにワンダ・ナラについても、やはりインテルは問題視しているという。クラブや監督、チームメイトに対する辛辣かつ挑発的なコメントが多く、物議を醸し続けてきたからだ。
以前から公の場で「ナポリやマドリーからオファーがあった」、「違約金(1億1000万ユーロ)を払う準備があるクラブは複数ある」とコメントすれば、最近も「夏にインテルはユベントスにマウロを売ろうとしていた」、「インテルはもっとマウロを守るべき。クラブ内部から嫌な噂が出てくる」と止まらない。さらに「マウロとラウタロ・マルティネスは一緒にプレーすべきかもね」と監督に対する越権行為とも取られかねない発言もあった。
普段のイカルディはロッカールームでほとんど口を開かないタイプのキャプテンで、さらに困難な際にリーダーシップを発揮することも稀だったという。年明け以降のインテルはセリエAで1勝1分け2敗と不調だったが(イカルディもノーゴール)、苦しい時期にこそ踏ん張りが求められるリーダーのとしての役割を、こなせなかったということだろうか。
さらにワンダ・ナラについても、やはりインテルは問題視しているという。クラブや監督、チームメイトに対する辛辣かつ挑発的なコメントが多く、物議を醸し続けてきたからだ。
以前から公の場で「ナポリやマドリーからオファーがあった」、「違約金(1億1000万ユーロ)を払う準備があるクラブは複数ある」とコメントすれば、最近も「夏にインテルはユベントスにマウロを売ろうとしていた」、「インテルはもっとマウロを守るべき。クラブ内部から嫌な噂が出てくる」と止まらない。さらに「マウロとラウタロ・マルティネスは一緒にプレーすべきかもね」と監督に対する越権行為とも取られかねない発言もあった。