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「なんて反射神経だ!」他界した名手バンクスの“20世紀最高セーブ”が180万回再生を記録!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月13日

ペレが、FIFAが、世界が哀悼の意を──

古巣ストークの本拠地に建つ名手バンクスの銅像。突然の訃報に数多のファンが駆け付け、レジェンドの冥福を祈った。(C)Getty Images

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1970年W杯のあの場面以来、バンクス(左)とペレ(右)は一生涯の親友同士となった。(C)Getty Images

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 2月12日、元イングランド代表の名GK、ゴードン・バンクス氏がこの世を去った。享年81。およそ4年間に及んだガンとの闘いを経て、静かな眠りについた。

 世界のフットボール史にその名を残すスーパーレジェンドだ。レスター・シティやストーク・シティでプレーし、イングランド代表としては73試合に出場。1966年に母国で開催されたワールドカップではスリー・ライオンズの初優勝に多大な貢献を果たし、旧ソ連代表のレフ・ヤシンや旧西ドイツ代表のゼップ・マイヤーらと世界最強GKの座を争った。

 イングランド中が悲しみに暮れ、レスターにストークと過去の所属クラブなどが続々と哀悼のメッセージを発信するなか、FIFA(国際サッカー連盟)も公式ツイッターで冥福を祈った。実に粋な計らいで、フットボール史上最高のセーブのひとつと謳われる、伝説の名場面を掲載したのである。

 時は1970年、メキシコ・ワールドカップ。前回覇者のイングランド代表は、王様ペレ率いるブラジル代表と1次リーグで対峙した。その前半18分だ。ブラジルはジャイルジーニョが右サイドから送ったクロスを、ペレが高打点のドンピシャヘッドで合わせる。ペレはバンクスの裏をかいてニアサイドに完璧な軌道のショットを放ったが、ゴールライン際ぎりぎりで弾き出されてしまった。大きく手を広げ、信じられないとばかりに頭を抱えるペレ。「とても人間業とは思えない。わたしがこれまでに見たなかで間違いなく最高のセーブだった」と脱帽した。

 その2年後に交通事故に遭って右目を失明してしまうが、それでも1977年まで、40歳まで現役を続けたバンクス。2002年にイングランド・サッカーの殿堂入りを果たすと、04年にはFIFAの100周年記念企画でペレが選んだ“偉大な125人”にも選ばれた。

 
 動画公開からおよそ8時間で再生回数は180万回を超え、投稿欄には「なんて反射神経だ!」「何度観ても感動するシーンだ」「バンクスはまさにザ・ウォール(壁)だったよ」「ペレのジャンプ力も驚異的だ!」などなど、世界中からさまざまな反応が寄せられている。

 そして親友ペレは自身のツイッターで、「ゴードンとわたしが闘ったあの時以来、ゴールキーピングの技術は大きく進化を遂げたのだろう。だが、もし今日彼がプレーしたとしても、きっと世界最高であるに違いない。友よ、安らかに」と綴った。
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