原口元気、4試合ぶり先発で攻守に躍動! 最下位をめぐる直接対決は数的優位のハノーファーが制す

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月10日

久保は4戦ぶり出場! ニュルンベルクは奮闘実らず

得点には絡めなかったものの、原口はピッチのあらゆるところに姿を見せ、多くの働きをこなした。代表からの復帰からの初戦、気合のほどが感じられた。 (C) Getty Images

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 2月9日(現地時間)、ブンデスリーガ第21節が行なわれ、ハノーファーは2-0でニュルンベルクを下した。

 前節で最下位に転落した現在4連敗中のハノーファーが、6節以降勝利のない17位のニュルンベルクをホームに迎えた一戦。ハノーファーでは、アジアカップを終えた原口元気が4試合ぶりにスタメンに名を連ねた一方で、浅野拓磨は負傷欠場。対するニュルンベルクの久保裕也は、公式戦9試合連続のベンチスタートとなった。

 立ち上がりはニュルンベルクが攻勢に立つが、最初にチャンスを作ったのはハノーファー。9分にヴァイダントがキープして入れたクロスに、原口がダイレクトボレーで合わせるが、しっかりミートせず、枠を捉えられない。

 原口はチーム離脱前の定位置だった右サイドではなく、最も力を発揮できる中盤左サイドで試合開始を迎え、チームの守勢時には激しい当たりでボールを奪いに行き、攻撃に転じるとサイドに張るのではなく、中央に頻繁に入り、ボールを展開する役割も果たしていった。

 試合は11分に大きな動きを見せる。ニュルンベルクのラインがエベルトンからボールを奪いにいった際、足の裏が相手の膝に入って一発退場を受けたのである。

 数的優位を得たハノーファーは、ここから敵陣で長くボールを支配するが、19分、ニュルンベルクの反撃を許し、クネルに抜け出されて決定的なシュートを浴びるが、ここではGKエッサーが好反応でチームを救った。

 ハノーファーが最初の決定機を迎えたのは31分。ミュラーの惜しいシュートで得たCKから、グラウンダーでゴール前に入ったクロスを原口がダイレクトで叩いたが、ニュルンベルクもGKマテニアが好反応でこれを防ぐ。

 原口は39分にも、ペナルティーエリア外でマーカーをかわし、前が空いた状態でシュートチャンスを得るも、シュートはクロスバーを越えていった。

 ハノーファーがボールポゼッションでは上回る一方で、ニュルンベルクも数的不利を感じさせずに幾度かチャンスを作った前半だったが、アディショナルタイム5分でスコアが動く。オスチョレクのクロスをヴァイダントが頭で落としたところをミュラーが頭で押し込み、ホームチームがゴールネットを揺らした。

 ようやくリードを奪って試合を折り返したハノーファーは、後半も立ち上がりからボールを保持して相手ゴールに迫るが、ニュルンベルクもベーレンスが際どいシュートを放つなど、互角の戦いを見せる。

 原口は前半からチャンスと見るやドリブルでの仕掛けも何度か見せていたが、56分、中盤からドリブルで突き進んでエリアに侵入し、左足で強烈な一撃。シュートコースを絞られて角度のなかったことからマテニアのセーブに遭ったが、効果的なプレーだった。

 また彼は、味方との壁パスで右サイドを抜け出して中央に好パスを送ったかと思えば、中盤で浮き球をめぐって激しい攻防を見せ、さらに相手のカウンターでは全力で戻ってパスをカットするなど、プレーの多様さと運動量の豊富さを見せつけた。

 66分、ハノーファーはジョナタスが好機を掴み、相手DFに防がれたところを、今度はミュラーがボールを拾ってスピードでDFラインを突破し、GKと1対1の場面を迎える。ニュルンベルクの攻撃を許すものの、その後にはカウンターなどから、このようなチャンスを迎えていった。

 76分、ニュルンベルクはクネルを下げて久保を投入。4試合ぶりにピッチに立った久保が入り、攻撃がどれだけ活性化されるかが注目されたが、その1分後にゴールを奪ったのはホームチームだった。カウンターからジョナタスのラストパスを受けたミュラーが、ドリブルからのシュートをゴール左隅に突き刺したのだ。

 ひとり少ないニュルンベルクにとって、この失点はあまりに大きかった。自陣に多くの選手を残すようになったハノーファーの守備網を崩すことはできない。懸命に相手ゴールに迫り、86分にはCKからミュールがダイレクトボレーを放つが、決定的な一撃もクロスバーをわずかに越えた。

 ハノーファーは余裕をもってリードを守り、時折追加点のチャンスも作りながら、試合終了の時を迎えた。勝点を14に伸ばしたホームチームは17位浮上。同時に、ニュルンベルクは再び最下位に戻った。

 次節、ハノーファーは16日に敵地でホッフェンハイムと、ニュルンベルクは18日にホームでドルトムントと、それぞれ対戦する。
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