【プレミアの知られざるリーダー②】主将以上!? マンCのロッカールームで抜群の存在感を放つ男|デルフ

カテゴリ:ワールド

内藤秀明

2019年02月08日

ダービー敗戦後に示した意外な姿

マンCでコンパニとともに強いリーダーシップを発揮しているデルフ。(C)Getty Images

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 マンチェスター・シティのリーダーと言えば、最初に思い浮かぶのはヴァンサン・コンパニだろう。実はもう一人、ロッカールームで強い影響力を発揮している選手がいる。29歳のファビアン・デルフだ。

 2015年に加入したMFは1年目に定位置を確保できず、ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任した16年夏は放出濃厚だった。だが、名将の下で左SBにコンバートされると、豊富な運動量と安定した技術を披露して新境地を開拓。ピッチ上でも欠かせない存在となり、その影響力はロッカールームにも及んでいる。

 例えば2点のリードを奪いながら最終的に逆転負けを喫した18年4月のマンチェスター・ダービーだ。ドキュメンタリー映像「All or Nothing」で明らかになったのが、試合後の失意の様子。多くの選手がライバルを下して優勝を決められなかった不甲斐ない敗戦に打ちひしがれていた。
 
 そんな中、主将のコンパニやトゥーレ・ヤヤら年長者がチームを鼓舞する言葉を投げかけたあと、続いて口を開いたのが意外にもデルフだった。

「単純な話だ。後半は走れてなかった。キツい時ほど基本に立ち返るべきだ。個々の仕事をきっちりこなして、チームとしてまとまらないと。相手を阻止すべきところで動きが止まっていた。シュートを撃たれる前に戻ってくるべきだった」

 デルフは約3年前、自身の公式HPでアストン・ビラ残留を宣言した1週間後にマンC移籍を発表。アストン・ビラのファンを激怒させた「身勝手な男」としてのイメージがあった。しかし、マンCで見せる献身的な姿勢、周囲を導くリーダーとしての振る舞いが、この男の印象を大きく変えたのだ。

文・編集●内藤秀明(サッカーライター)&プレミアパブ編集部
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年2月7日号より転載

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