ヴィッセル神戸の元ドイツ代表、ルーカス・ポドルスキが１月29日、自身のインスタグラムを更新。投稿では、チームを訪れた母国代表の大先輩であり、“恩師”でもある人物との２ショット写真を公開している。

　現在、神戸は「USAツアー」と称して、新シーズンへの準備をアメリカで実施。29日にはこのUSAツアーで初めてのプレシーズンマッチ、コロンバス・クルーSC戦に臨んでいる（試合は０-０の引き分け）。

　そんなチームのもとを、元ドイツ代表の伝説的FW、ユルゲン・クリンスマン氏が訪れた。現在54歳の同氏は、90年のイタリア・ワールドカップ、96年EUROの優勝に大きく貢献するなど選手として数々の偉業を残し、指導者としても母国ドイツやアメリカの代表チームを率いるなど輝かしいキャリアを歩んできた、まさにドイツのレジェンド。また2006年のドイツ・ワールドカップではクリンスマン監督のもと、ポドルスキは主軸として活躍し、４強入りに貢献。ポドルスキにとっては“恩師”ともいえる存在だ。

　ポドルスキは、このレジェンドとの再会２ショット写真を「Thanks for the visit Jürgen.（ユルゲン、来てくれてありがとう）」とのメッセージとともに公開。さらに、「You’re the only Tottenham fan I like（あなたは私が好きな唯一のトッテナム・ファンだ）」と、元アーセナルのポドルスキが当時のライバルチームであるトッテナムでも活躍したクリンスマン氏に対し、微笑ましい冗談を交えたメッセージを綴っている（クリンスマンは94-95シーズンのみのプレーだったが、21得点をマークして大きなインパクトを残した）。
 

　この元ドイツ代表の同胞２ショットには、ファンも「名手たちだ！」「ドイツのトップスコアラーふたりだ」「ルーカス大好き。君はいつまでもグーナー（アーセナルファン）だよ」「素敵な再会、最高の笑顔、素晴らしい２ショット」などとコメントを寄せている。
 
　神戸は２月７日までUSAツアーを行なった後、同10日からは沖縄での２次キャンプでシーズン開幕に照準を合わせる。クリンスマン氏との再会に気を良くしたポドルスキ。コンディションもさらに上向いていきそうだ。