得点王の可能性も浮上
現地時間1月28日、UAEのハッザ・ビン・ザイードスタジアムで、アジアカップの準決勝が行なわれ、日本代表がイラン代表を3-0で撃破。8年ぶりの大会制覇へあと一歩と迫った。
キックオフ直後からイランに主導権を握られた日本だったが、相手エースのサルダル・アズムンを徹底マークした冨安健洋を中心とした堅い守りで応戦。すると、スコアレスで迎えた後半に主砲の大迫勇也が魅せた。
まずは56分、左サイドでボールを回収した南野拓実が供給した絶妙なクロスを豪快なヘディングシュートで決める。これでチームの勢いを生んだエースは67分にも南野が獲得したPKをVAR判定による中断時間にも惑わされることなく冷静に仕留めた。
後半アディショナルタイム1分に原口元気がトドメのゴールを奪ったが、試合の流れを大きく日本へ手繰り寄せたのは、故障を抱えていたため、初戦のトルクメニスタン戦以来となる先発復帰となったエースの2発だったことは言うまでもない。
そんな大迫の獅子奮迅の活躍ぶりにドイツ・メディアからも惜しみない賛辞が送られている。大迫が所属するブレーメンの地元紙『Kreiszeitung』は、「オオサコがドッペルパック(2得点の意)で日本を決勝へ導いた」と称賛し、さらに次のように続けた。
キックオフ直後からイランに主導権を握られた日本だったが、相手エースのサルダル・アズムンを徹底マークした冨安健洋を中心とした堅い守りで応戦。すると、スコアレスで迎えた後半に主砲の大迫勇也が魅せた。
まずは56分、左サイドでボールを回収した南野拓実が供給した絶妙なクロスを豪快なヘディングシュートで決める。これでチームの勢いを生んだエースは67分にも南野が獲得したPKをVAR判定による中断時間にも惑わされることなく冷静に仕留めた。
後半アディショナルタイム1分に原口元気がトドメのゴールを奪ったが、試合の流れを大きく日本へ手繰り寄せたのは、故障を抱えていたため、初戦のトルクメニスタン戦以来となる先発復帰となったエースの2発だったことは言うまでもない。
そんな大迫の獅子奮迅の活躍ぶりにドイツ・メディアからも惜しみない賛辞が送られている。大迫が所属するブレーメンの地元紙『Kreiszeitung』は、「オオサコがドッペルパック(2得点の意)で日本を決勝へ導いた」と称賛し、さらに次のように続けた。
「なんて1日だろう! オオサコの2ゴールのおかげで日本は決勝へ駒を進めた。きっと彼は幸運なアジア王者としてブレーメンに舞い戻ってくるはずだ。決勝の相手はカタールかUAEだが、どちらが相手となっても日本が優勝するべきだ」
さらにベルリンを拠点に発行されているドイツ紙『Berliner Kurier』が、「元ケルンの王子にしてかつてのスターが、その2ゴールで日本を救う」と綴れば、同じくドイツ公共放送『Deutsche Welle』は、「たった11分間で2ゴールを挙げたオオサコの活躍により日本は悲願の優勝へ迫った。サムライブルーがイランの希望を潰したのだ」と称えた。
ドイツ・メディアからも賛辞を受けた大迫は、このイラン戦での2ゴールで今大会の得点数を「4」に伸ばして得点ランキングでも2位タイに浮上。7ゴールでトップに立つカタールのアルモエズ・アリとの差はあるものの、アジア得点王の称号を手にする可能性が残されている。
果たして、日本は、アジア史上最多5度目の戴冠を成し遂げられるのか? その悲願達成には大迫の“半端ない”活躍が必要不可欠だ。
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