シュクルテル、イバノビッチ、B・アウベスも候補に
アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキとのプレーを取るか、あるいは古巣でもあるイタリア王者で栄光を目指すのか?
ウルグアイ代表DF、マルティン・カセレスの去就が注目されている。
今シーズン、ラツィオで出場機会に恵まれていないカセレス。日本では、ヴィッセル神戸のオファーが取り沙汰され、イタリアのメディアも神戸のオファーを報じていた。
ウルグアイ代表DF、マルティン・カセレスの去就が注目されている。
今シーズン、ラツィオで出場機会に恵まれていないカセレス。日本では、ヴィッセル神戸のオファーが取り沙汰され、イタリアのメディアも神戸のオファーを報じていた。
だが、1月24日になって状況が急変したようだ。セリエAの絶対王者ユベントスが、控えCBの候補として、カセレスに関心を寄せているという。出場機会を求めるメディ・ベナティアがアル・ドゥハイル(カタール)移籍に向かっていることから、代役にカセレスを狙っているというのだ。
ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチというレギュラーに加え、ダニエレ・ルガーニとアンドレア・バルザーリも控えるユベントスだが、首脳陣はベナティアが退団した場合、補充が必要と考えているもよう。そこで白羽の矢が立てられたのが、カセレスだ。
SBとCBのどちらもこなせるカセレスは、ユベントスで長年にわたってプレーした過去がある。国際経験も豊富で、悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇を目指すチームにとって適任かもしれない。
イタリア衛星放送「Sky Sport(スカイスポーツ)」は、カセレス本人がユベントス復帰を希望していると報道。古巣からの連絡を知るや、神戸との移籍交渉にブレーキをかけたと伝えている。
もちろん、カセレス獲得が決定したわけではなく、ユベントスは他のベテランCBにも注目しているようだ。スカイスポーツによると、フェネルバフチェのマルティン・シュクルテルやゼニト・サンクトペテルブルクのブラニスラフ・イバノビッチ、そしてパルマのブルーノ・アウベスといった選手たちが候補とされている。
今冬での移籍は確実とされるカセレスが、新天地に選ぶのは、果たして日本なのか、古巣なのか。その決断に要注目だ。