ラマンの土壇場の決勝点で後半戦白星スタート!
1月19日(現地時間)、ブンデスリーガ第18節が行なわれ、デュッセルドルフは2-1でアウクスブルクを下した。
1か月弱のウインターブレイクを終え、リーガは後半戦に突入。年末にバイエルンと引き分け、首位ドルトムント相手に大金星を上げるなど好調ぶりを見せ、3連勝を飾って前半戦を終えていたデュッセルドルフが、アウクスブルクのホームに乗り込んだ。
宇佐美貴史は5試合連続の先発出場。リーガ中断中のトレーニングマッチでも主力としてプレーしており、今節のレンタル元クラブとの対戦でも、定位置の2列目左サイドで試合開始を迎えた。
1か月弱のウインターブレイクを終え、リーガは後半戦に突入。年末にバイエルンと引き分け、首位ドルトムント相手に大金星を上げるなど好調ぶりを見せ、3連勝を飾って前半戦を終えていたデュッセルドルフが、アウクスブルクのホームに乗り込んだ。
宇佐美貴史は5試合連続の先発出場。リーガ中断中のトレーニングマッチでも主力としてプレーしており、今節のレンタル元クラブとの対戦でも、定位置の2列目左サイドで試合開始を迎えた。
立ち上がりは15位のアウクスブルクが、勝点3差の14位デュッセルドルフの陣内に攻め込み、4分に右サイドの攻めからグレゴリチュが頭でファーストシュート。その後も、両サイドの攻略やロングボールから相手ゴールに迫っていく。
最初に決定機を得たのもホームチームで、13分に波状攻撃からクリアボールをバイアーがダイレクトで叩いて左ポストを直撃。さらに18分には、CKでモラーベクがフリーでヘディングシュートを放つも、これはコースが甘く、GKレンジンクにセーブされた。
一方のデュッセルドルフは、なかなかボールを敵陣深くに運べず、宇佐美にも良いかたちでボールに触れる機会は訪れない。17分に初めてドリブルで仕掛けたが、すぐに複数の相手選手に寄せられて奪われる。
しかし27分、デュッセルドルフは初めてパスを繋いで相手守備を崩す寸前までいくと、直後にドゥクシュが前が空いた状態で惜しいファーストシュート。ここから徐々にボールポゼッションを高めていった。
攻撃の効果という点ではアウクスブルクの方が勝っていたものの、45分、アウェーチームはカウンターから宇佐美が前線中央でボールをキープして右のルケバキオにパス。ここからクロスがファーサイドのドゥクシュに届き、角度のないところでのヘディングシュートがゴール右隅に決まって、先制点を奪った。
後半、攻勢に立ったのはやはりアウクスブルクで、ボールを繋いで相手守備陣の突破を図ると、デュッセルドルフは、全員が自陣に戻ってこれに対応。宇佐美もポジションを下げて守備に奔走する。
長くホームチームの攻勢が続いたものの、デュッセルドルフは決定的な場面を作らせずにこれをしのぎ切り、今度は反撃に転じて、57分には宇佐美がペナルティーエリア外からファーストシュート。これはDFにブロックされた。
60分にアウクスブルクにCKを与えたアウェーチームは、グレゴリチュにヘディングシュートをゴール右隅に飛ばされたが、DFがゴールライン上でクリアする。
ピンチを防いだデュッセルドルフだったが、64分に宇佐美がファウルでエリア左前でのFKを与える。レンジンクはシュミッドのシュートに対して反応が遅れ、懸命に手を伸ばして弾き出したものの、すでにボールはゴールラインを越えており、同点を許してしまった。
両チームのゴールに絡むこととなった宇佐美は、68分にラマンとの交代でベンチに退く。
以降、デュッセルドルフは時間の経過とともに攻撃の頻度を高め、77分には右サイドの突破からラマンがフリーで決定的なシュートを放つも、ボールはわずかに枠を外れる。DFラインの裏に抜け出そうとするデュッセルドルフに対し、アウクスブルクの守備陣は粘り強く張りついてこれを阻止した。
しばらく守勢が続いたアウクスブルクだが、82分、カウンターからフィンボガソンがスルーパスで抜け出す。そのまま直進すれば決定機となっただろうが、切り返したことでDFに引っかかり、フィニッシュまで持ち込むことはできない。
残り時間、アウェーチームが優勢に試合を進め、89分、自陣でボールを奪ったモラレスの縦パスを受けて抜け出したラマンが、今度はチャンスを逃すことなくゴールネットを揺らし、土壇場での勝ち越しに成功した。
3分間のアディショナルタイムでもリードを守り切ったデュッセルドルフ。後半戦白星発進に成功するとともに、連勝を4に伸ばした。次節は27日に、ホームでRBライプツィヒと対戦する。