来シーズンのCL出場に向けて「改革」を!
来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場を目論むベティスは、その大願を成就させるべく、今冬の移籍市場で積極的な補強を敢行しようとしている。
今シーズンのベティスは、就任2年目を迎えたキケ・セティエン監督が志向するポゼッションサッカーが浸透。遅攻と速攻を織り交ぜ、戦術に幅が出たチームは、現在参戦中のヨーロッパリーグでもラウンド・オブ32への勝ち上がりを決めているように、欧州で戦える集団へと進化を遂げようとしている。
しかし、CL出場圏内の4位(レアル・マドリー)と勝点7差の7位とラ・リーガでは、差を広げられた印象もあるベティス。後半戦に向けて今以上の力を発揮しなければならない。そのためにクラブは、この1月中の選手補強に前向きな姿勢を見せている。
今月10日に中南米でも指折りの名門、クラブ・アメリカから1700万ユーロ(約22億1000万円)で、メキシコ代表の18歳MFディエゴ・ライネスを獲得していたベティスは、さらなる補強を模索中なのだ。
「ベティスが冬の市場で小さな革命を起こそうと準備している」と伝えたスペイン紙『Marca』によれば、さらなる選手獲得と“いくつかの放出”があるという。無論、その計画において日本代表MFの乾貴士も無関係ではない。
まず、獲得が決定的になっているのが、アトレチコ・ミネイロに所属する19歳のブラジル人SBエメルソンだ。このU-20ブラジル代表にも名を連ねている逸材をベティスはバルセロナと共同で保有する考えだという。
ただ、「不都合」も生じているという。同紙によれば、ベティスは当初、エメルソンをシーズン終了後からチームに加える算段であったがこれを早めた。それによりライネスとブラジル人DFシドネイ、そして乾貴士で埋められているEU圏外枠の三枠を空けなければいけなくなったという。そのためにチームは、出場機会に恵まれていない乾の放出で枠を空けるのではないか、と見られている。
今シーズンのベティスは、就任2年目を迎えたキケ・セティエン監督が志向するポゼッションサッカーが浸透。遅攻と速攻を織り交ぜ、戦術に幅が出たチームは、現在参戦中のヨーロッパリーグでもラウンド・オブ32への勝ち上がりを決めているように、欧州で戦える集団へと進化を遂げようとしている。
しかし、CL出場圏内の4位(レアル・マドリー)と勝点7差の7位とラ・リーガでは、差を広げられた印象もあるベティス。後半戦に向けて今以上の力を発揮しなければならない。そのためにクラブは、この1月中の選手補強に前向きな姿勢を見せている。
今月10日に中南米でも指折りの名門、クラブ・アメリカから1700万ユーロ(約22億1000万円)で、メキシコ代表の18歳MFディエゴ・ライネスを獲得していたベティスは、さらなる補強を模索中なのだ。
「ベティスが冬の市場で小さな革命を起こそうと準備している」と伝えたスペイン紙『Marca』によれば、さらなる選手獲得と“いくつかの放出”があるという。無論、その計画において日本代表MFの乾貴士も無関係ではない。
まず、獲得が決定的になっているのが、アトレチコ・ミネイロに所属する19歳のブラジル人SBエメルソンだ。このU-20ブラジル代表にも名を連ねている逸材をベティスはバルセロナと共同で保有する考えだという。
ただ、「不都合」も生じているという。同紙によれば、ベティスは当初、エメルソンをシーズン終了後からチームに加える算段であったがこれを早めた。それによりライネスとブラジル人DFシドネイ、そして乾貴士で埋められているEU圏外枠の三枠を空けなければいけなくなったという。そのためにチームは、出場機会に恵まれていない乾の放出で枠を空けるのではないか、と見られている。
『Marca』は乾に関して、バジャドリーとアラベスが獲得を狙っているとしたうえで、「現在、アジアカップに参加しているタカシ・イヌイは、この冬の市場でクラブを去るかもしれない」と予測した。
「アラベスとバジャドリーは、ベティスに対してイヌイの状況を問い合わせている。ロシア・ワールドカップ後に加入した彼は、ベティスで最高のパフォーマンスを見せられていない。エメルソンを獲得するとなれば、彼は放出される可能性がある。今後、数日のうちに動きが加速するだろう」
昨夏の移籍市場でエイバルとの契約満了後にベティスへ加入した乾。移籍当初こそレギュラーだったものの、ここ最近は出場機会に恵まれない状況が続いている。
現状として、セティエン監督のチームにおいて、序列を下げているのは言うまでもないだけに、乾自身も出場機会を求め、新たなチームへ移籍する可能性はゼロではないはずだ。