「今のイスコには少し反骨精神が欠けている」とOB
サンティアゴ・ソラーリがレアル・マドリーの指揮官に就任してから、イスコは出場機会を失った。アルゼンチン人監督の下で先発出場したのは、わずか2試合……。もはや両者が難しい関係にあることは、周知の事実だ。
先日もイスコは、ソラーリ監督の采配を批判するツイートに「いいね」をしたことで騒がれた。「いいね」は撤回済みだが、状況が悪化の一途を辿っているのは想像に難くない。ましてや、キャプテンまでが「関係修復は難しい」と認めたのなら猶更である。
スペイン紙『As』によると、マドリー主将のセルヒオ・ラモスは1月10日、イスコとソラーリ監督の状況を解決できるかとの質問に、「難しいことだ」と述べている。
先日もイスコは、ソラーリ監督の采配を批判するツイートに「いいね」をしたことで騒がれた。「いいね」は撤回済みだが、状況が悪化の一途を辿っているのは想像に難くない。ましてや、キャプテンまでが「関係修復は難しい」と認めたのなら猶更である。
スペイン紙『As』によると、マドリー主将のセルヒオ・ラモスは1月10日、イスコとソラーリ監督の状況を解決できるかとの質問に、「難しいことだ」と述べている。
「マドリーではどの選手も試合に出たがるもので、監督は難しい決定を下さなければならない。それがマドリーだ。テーマはいつも同じ。誰がプレーし、誰がプレーしないか。9番が必要だとか、誰がGKになるかとか……。君たちを退屈させないために、メディアにネタを提供し続けなければならない。今の僕らは、それをしているのさ」
一方でOBのホルヘ・バルダーノは、イスコの状況について「何か重要なことが起きているに違いない」とコメント。イスコはポジションを取り戻すため、闘争心を露にすべきと主張している。
「私は、今のイスコには少し反骨精神が欠けていると思う。彼は、勝つのも負けるのもピッチの上だということを理解すべきだ。今の彼は、自分が犠牲者に見える方を好んでいる」
だが、状況が変わらなければ、イスコの去就を巡る報道はヒートアップしていくだろう。実際、すでにイタリア王者ユベントスの関心が取り沙汰されている。ユベントスやマッシミリアーノ・アッレーグリ監督は、以前からイスコに興味を寄せてきた。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、現時点でイスコに対する誘いの声はないとしながらも、「S・ラモスが“亀裂”を認めたのであれば、必ず何かが起きるに違いない」と報道。衛星放送「Sky Sport」は、ユベントスのファビオ・パラティチSDが、イスコの関係者とコンタクトを保っていると伝えている。
昨夏にマドリーからクリスチアーノ・ロナウドを獲得したユベントスが、今夏にイスコも獲得することはあるのか。今後の進展が注目される。