中国勢の“爆買い”は今冬も凄い! ウェストハムの主砲に4年56億円の巨額オファー! 本人もクラブに退団要求

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月11日

ウェストハムは放出に難色を示すも…

クラブに退団を要求したというアルナウトビッチ(左)の元には、上海上港から高額のオファーが舞い込んでいる。 (C) Getty Images

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 中国勢の“爆買い”は、この冬の移籍市場でも欧州サッカー界に影響をもたらしそうだ。

 現地時間1月10日、英公共放送「BBC」をはじめとする複数メディアは、ウェストハムに所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが、中国リーグへの移籍に向け、クラブへ退団要求をしていると報じた。

「BBC」によれば、「上海上港である可能性が高い」とされているそのクラブは、ウェストハムに対し、移籍金3500万ポンド(約49億円)以上の巨額オファーを提示。さらにアルナウトビッチ個人にも4年総額4000万ポンド(約56億円)の年俸を示したようだ。

 現在29歳のアルナウトビッチは、2017年の夏にストークから移籍金2500万ポンド(約35億円)で、ウェストハムにやってきた。入団1年目にプレミアリーグで11ゴール・6アシストを記録し、今シーズンも第21節終了時点で7ゴールを叩き出している。いわゆる現役バリバリのプレミアリーガーだ。

 それだけに、貴重な得点源をウェストハムもそう易々と放出させるつもりはない。アルナウトビッチと2022年6月までの契約を締結している同クラブの広報担当は、「我々はマルコが契約を尊重してくれると信じている。彼は売りに出されていない」とコメントしている。

 だが、超高額の契約を提示された当人は退団を望んでいるという。「BBC」の取材に対し、アルナウトビッチの代理人を務める実兄のダニエル氏は、「ウェストハムはピーナッツを買うかのようにマルコを買ったが、現在の市場では価値のないことだ」と語り、さらに弟の希望を口にしている。

「ウェストハムは昨シーズンにプレミアリーグへ残るために彼を買った。弟もそれを決断した。そして、クラブのベストプレーヤー賞などのあらゆる賞を取った。ウェストハムは素晴らしいオファーを受けとったはずだ。それは彼らがマルコに支払った2倍の金額だろう。それに弟も新しい挑戦とタイトルを欲している」

 ウェストハムが放出に難色を示している理由としては、アルナウトビッチを重要な戦力と見なしていることもあるが、獲得した際の移籍金との差額が1000万ポンド(約14億円)程度にしかならないことが最大の要因だと見られている。

 アンドレス・イニエスタやフェルナンド・トーレス、ダビド・ビジャといったビッグネームの獲得を成功させたJリーグの影響で、やや存在感を薄めていた感があった中国リーグだが、その金満っぷりはいまだ健在。プレミアでもトップクラスの実績を誇っているアルナウトビッチとの巨額契約が成立すれば、再びアジアのサッカー市場での声価を高めることになりそうだ。

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