地元紙も「森岡は出場機会を増やすだろう」
国内リーグで5位とやや出遅れたベルギーの名門アンデルレヒトは、昨年末にハイン・ファンハエゼブルック監督を解任。後任はオランダ人のフレド・ルッテン氏に決定した。
現在56歳のルッテン氏は、1999年にエールディビジのトゥベンテで指導者としてのキャリアをスタートさせると、その後はブンデスリーガのシャルケ、フィテッセ、フェイエノールトなどの監督を歴任。直近では2018年1月までイスラエルのマッカビ・ハイファを、その前にはアラブ首長国連邦(UAE)のアル・シャバーブを指揮していた。
この新監督について、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は、「ルッテンはアンデルレヒトにおいて、いまある戦力を活かし、結果を出すことができれば、“人道的に正しい指導者”として評価されるだろう」とし、前任者との違いを指摘している。
現在56歳のルッテン氏は、1999年にエールディビジのトゥベンテで指導者としてのキャリアをスタートさせると、その後はブンデスリーガのシャルケ、フィテッセ、フェイエノールトなどの監督を歴任。直近では2018年1月までイスラエルのマッカビ・ハイファを、その前にはアラブ首長国連邦(UAE)のアル・シャバーブを指揮していた。
この新監督について、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は、「ルッテンはアンデルレヒトにおいて、いまある戦力を活かし、結果を出すことができれば、“人道的に正しい指導者”として評価されるだろう」とし、前任者との違いを指摘している。
「パープルホワイト(アンデルレヒトの愛称)は、監督として優秀なのはもちろん、選手たちとのコミュニケーション能力にも優れた“ピープルマネジャー”を探していた。森岡と肩を組み、ともにプレーできると確信していた選手たちと、オープンな関係を築くことができる人物だ。そして時に厳しく、時に父親のような温かみを持ってチームを導くことができる人物を望んでいた。
新監督のルッテンはその条件に相応しく、また、守備ありきだった前任者とは異なり、オランダ人らしく攻撃的なフットボールを標榜する。森岡らオフェンスの選手は出場機会を増やすだろうし、ユースのプレーヤーにもチャンスが及ぶだろう」
森岡は前監督の下ではプレーの機会を与えられず、ベンチメンバーに入ることすら難しかった。クラブ首脳がいくら森岡の起用を促しても聞き入れられなかったことから、今冬の移籍も囁かれたが、今回の監督交代を機に、ふたたびレギュラーの座を奪い返す可能性はある。
ちなみにベルギーリーグは現在、ウインターブレイク期間中。アンデルレヒトはスペインで合宿を行っている。森岡は体調不良のために合流が遅れているようだが、週末には合流する見込みだ。
現地メディアでは「アンデルレヒトは“干されていた”森岡、クノウレッジ・ムソナ、アントニオ・ミリッチらとのプレーを計画している」との報道もある。
同クラブのシーズン後半戦は1月21日、ヘントとの対戦で幕を開ける。