「新しい年、同じ失望感」 2019年未勝利のマドリー、宿敵バルサに10ポイント差をつけられ会長の退任を求める声も

カテゴリ:メガクラブ

山本美智子

2019年01月07日

早くも勝点5を取りこぼす。

ビジャレアルとのドローの後はソシエダにホームで敗戦。首位バルサとの勝点差は10に開いている。(C)Getty Images

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 レアル・マドリーを率いるサンティアゴ・ソラーリが来シーズンも続投するのは、ラ・リーガ、あるいはチャンピオンズ・リーグで優勝する以外、ありえないようだ。

 1月3日に実施された順延分(17節)のビジャレアル戦を2-2のドローで終えたマドリー。この結果を受けて、スペイン紙『OK Diario』は、「ソラーリ、マドリーの上層部を納得させられず」との見出しとともに、続投の条件について「ラ・リーガかCLで優勝した場合のみ」と断じていた。

 同紙は、「ソラーリは、メディアとの良好な関係やその知性を評価されてはいるものの、テクニカルな面での判断やスタメンの選手のチョイスが問題視されており、ロッカールームの管理やリーダーシップについても、首脳部を納得させられていない」と、その理由を説明。クラブの上層部は、例えば、イスコ、マルコ・アセンシオ、ヴィニシウス・ジュニオールらにもっとプレーチャンスを与えるべきと考えているという。
 
 ちなみに、『OK Diario』編集長のエドゥアルド・インダ氏は、マドリーの内部情報を暴露することでも有名で、数々のサッカー番組にも出演している。同氏によれば、ラ・リーガとCLのタイトルをともに逃した場合、「たとえコパ・デル・レイを制したとしても、それは続投の決め手にはならない。ソラーリは6月にもトランクを作る(出て行く)ことになる」と明言している。

 他のスペインメディアも、「ソラーリ、マドリーの価値を高められず」(AS紙)、「新しい年、同じ失望感」(Marca紙)、「ソラーリ、ドローの責任をベイル負傷のせいに」(Sport紙)などとバッシングを浴びせており、TVやラジオのサッカー番組では、「すでにマドリーはラ・リーガを捨てたのか?」について語られている。

 実際TV局『Cuatro』が行なった「マドリーはラ・リーガのタイトルを捨てたと思うか?」という緊急アンケートでは、72%が「イエス」と答えていた。

 そんななか現地時間1月6日にホームで行なわれた18節のレアル・ソシエダ戦は、0-2で敗戦。若いヴィニシウスは輝きを放ったものの、相変わらず低調なゲーム展開にファンは激怒し、フロレンティーノ・ペレス会長の退任を求めるチャントまで巻き起こっている。

 首位を走る宿敵バルセロナに10ポイント差の5位。昨年末にクラブの世界王者に輝いたマドリーは、今年行なわれた2試合で早くも5ポイントを取りこぼし、危機的な状況に陥っている。

文●山本美智子(フリーランス)

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