ペップの下で研鑽を積んだ逸材
窮地に立たされている“エル・ブランコ(白い巨人)”に新進気鋭のアタッカーが加わった。
現地時間1月6日、レアル・マドリーは、マンチェスター・シティからU-21スペイン代表MFのブラヒム・ディアスを獲得したことを正式発表した。
契約期間は2025年6月30日までで、移籍金に関してはオフィシャルには発表されていないものの、スペイン紙『Marca』などによれば、1500万ユーロ(約19億5000万円)にプラスして出来高で最大500万ユーロ(約6億5000万円)のボーナスが付随することで合意に達したという。
現在19歳のディアスは、故郷の名門マラガで頭角を現わすと、14歳だった2014年にシティの下部組織に入団。その後、トップチームに帯同し、名将ジョゼップ・グアルディオラの下で研鑽を積んだ逸材は、2016年9月に行なわれたリーグカップ3回戦のスウォンジー戦でトップチームデビューを飾った。
現地時間1月6日、レアル・マドリーは、マンチェスター・シティからU-21スペイン代表MFのブラヒム・ディアスを獲得したことを正式発表した。
契約期間は2025年6月30日までで、移籍金に関してはオフィシャルには発表されていないものの、スペイン紙『Marca』などによれば、1500万ユーロ(約19億5000万円)にプラスして出来高で最大500万ユーロ(約6億5000万円)のボーナスが付随することで合意に達したという。
現在19歳のディアスは、故郷の名門マラガで頭角を現わすと、14歳だった2014年にシティの下部組織に入団。その後、トップチームに帯同し、名将ジョゼップ・グアルディオラの下で研鑽を積んだ逸材は、2016年9月に行なわれたリーグカップ3回戦のスウォンジー戦でトップチームデビューを飾った。
迎えた今シーズンは、公式戦4試合に出場して2ゴールと結果も残していたディアスの最大の魅力は、類まれなセンスを存分に活かした攻撃的なプレーにあり、複数のポジションを遜色なくこなせるユーティリティー性に加え、レフティーで、小回りの利くドリブルが武器ということから、“スペインのメッシ”とも評価されている。
そんな逸材の獲得にこぎ着けたマドリーは、目下、絶不調だ。
現地時間1月6日に行なわれたラ・リーガ第18節のレアル・ソシエダ戦に0-2と完封負けを喫した“エル・ブランコ”は、首位バルセロナから勝点10差の5位と低迷。リーガタイトルの奪還はおろか、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場も危ぶまれ始めている。
クラブへの批判も相次ぐなかで加入する19歳のティーンエイジャーにとって、マドリーの現状が芳しくないのは確かだ。ただ、マドリーを贔屓するメディアとして知られている『Marca』は、「彼はすでに白い巨人の一員となった。戦う準備もできていて、決定的な飛躍をすることを望んでいる」と、不穏な空気を一掃する起爆剤になることに期待を寄せた。
なお、ディアスは現地時間7日にメディカルチェックを行なった後、サンティアゴ・ベルナベウの貴賓室で入団会見に臨む。