「実は2018年夏の移籍を希望していた」トゥールーズ監督、昌子源獲得の裏事情を明かす

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月07日

「我々の哲学に合う選手だ」

鹿島と同じ「3」を背負うことになった昌子。ユニホームの色は赤から紫へ。本人も「紫が似合う男になりたい」と意気込む。 (C) Getty Images

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 鹿島アントラーズからフランス、リーグ・アンのトゥールーズに入団が決定した昌子源。すでに現地入りした昌子は先日入団会見を行ない、その様子は、クラブの公式HPやSNSアカウントで公開されている。

 入団決定の際には、昌子主演の特別ムービーで歓迎の意思を示した同クラブは、その後も昌子がクラブハウスを訪れる様子や、紫のポロシャツに身を包んで撮影する姿、地元での入団会見動画などを次々に公開。クラブに加入する初の日本人選手を手厚く歓迎している。

 大きな期待を背負っている昌子だが、初の海外挑戦ということで本人も気合が入っているようだ。公式サイトにアップされたインタビューでは、移籍の理由としてW杯で対戦した世界の選手たちとの対戦が刺激になったと明かした。

「ここで、Jリーグでは経験できないより高いレベルで毎試合やっていきたいし、選手として成長したいなと感じている。自分は世界的には身長が高いほうではないですが、そういうところは頭を使ったプレーで補ってきましたし、自分の長所だと思っている。

 リーグ・アンには身体能力がすごいFWがたくさんいることを知っている。ロシアW杯でセネガルと対戦したとき、リーグ・アンでプレーしている選手たちがいて、こんなやつがいっぱいいるんだと思いました」(一部抜粋)

 また、アラン・カザノバ監督は、現地1月4日に行なわれたカップ戦前の会見で、昌子の獲得に至った経緯を明かしている。

「イッサ・ディオプのウエストハム移籍により、新しいセンターバックを探していました。我々は2018年夏に昌子選手の獲得を希望しましたが、鹿島のCB(植田直通)の移籍とシーズン後半の重要な試合のため残留を望んでおり、冬の移籍市場まで待ってほしいという話がありました。

 彼は日本ですばらしい評価を得ている、とても親しみやすい性格の選手です。我々は、昌子の“戦える”メンタル面に興味を持ちました。日本代表はW杯でベスト16に進んだ強豪国であり、彼はそのチームのレギュラー選手です。スピードもあり、対人にも非常に強く素晴らしい素質がある。両足の技術も高く、プレッシャーがあるなかでとてもうまくプレーできます。そして、我々の哲学に合致する選手です。チームに多くのものをもたらしてくれると期待しています」

 昌子自身、早くフランスに馴染みたいという気持ちを押し出しており、会見では自己紹介をフランス語で披露。地元サポーターもこうした昌子の姿勢を好意的に捉えているようで、「彼の発音には努力の跡があるね」「(前半戦は中位を彷徨ったが)シーズン後半は期待できそうだ!」と期待を寄せられている。

 監督も「今後の課題はヨーロッパサッカーへの順応。我々は全力でサポートしていく」と全面的なバックアップを約束している。早ければ13日のストラスブール戦に登場する可能性もあると言及した。“ヴァイオラ”(チームの愛称。紫の色)として新たなスタートを切る昌子の欧州デビューを心待ちにしたい。

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