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「お金は大事だが、私は囚われない」 ブッフォン、パリSG移籍の“守銭奴”批判を改めて一蹴!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月03日

「熱意は自分自身を若返らせるものだ」

飽くなき情熱の下、さらなる成長を期してパリSG移籍を決断したブッフォンは、自らへの批判を一蹴した。 (C) Getty Images

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 クリスチアーノ・ロナウドをレアル・マドリーから引き抜いたユベントスの昨夏の移籍市場において、ジャンルイジ・ブッフォンの退団も大きなトピックの一つだった。

 2001年7月にパルマから移籍して以来、ユーベのゴールを約17年間に渡って守り抜いてきた名手は、契約満了に伴って退団。そしてフランスの名門パリ・サンジェルマンへ1年契約での電撃移籍を決めた。

 入団の際には、「私のエネルギーと経験、そして勝利への渇望を、還元していきたい」と意気込んだ40歳の大ベテランの新たなる挑戦には賛辞が相次いだ。

 ただ、その一方で、400万ユーロ(約5億2千万円)以上とも言われる高額年俸が目当てという、いわゆる“守銭奴”扱いをする声も少なくなかった。

 しかしそうしたバッシングにも、ブッフォンは意に介していない。この度、イタリア紙『Corriere della Sera』の取材に応じた40歳のレジェンドGKは、「そんなものには囚われない」と一蹴している。

「常に人々の羨望の的になることは、人間的なものでもある。まず大事なのは、他人の考えや判断で自分の物事を左右させないことだ。私は自分の考えや夢を、金のために売り渡すことはしない。もし、そうする人間だったら、ずっと前に(移籍を)決意していたはずだ。確かに金は重要だ。より良く生きるための手段でもあるからね。しかし、私はそんなことに囚われない」

 ブッフォンはパリSG加入後、フランス代表GKで25歳のアルフォンス・アレオラとポジション争いを繰り広げながら、ここまで公式戦13試合に出場。全盛期に比べれば運動能力の衰えは否めないが、その存在感は抜群だ。それだけに、本人もやる気を漲らせている。

「熱意は自分自身を若返らせるものだ。もし現役を続けたいのならば、老人のようになることは許されない。時に、私は20歳の若者よりも愚かになるから、人々は年齢に気づかない。

 ここにいられることを誇りに思っている。なぜなら、このようなクラブからオファーを受けることは、大きな満足だからね。私はいつも最善を尽くしてきたし、良い態度をとってきた。そして人生は、このようなボーナスで報われる」

 昨年12月26日には、パリSGと2020年6月まで契約を延長する見通しであることが伝えられたブッフォン。選手キャリアにおいて重要視されるメンタルの部分で衰えが見られず、むしろ以前よりもやる気が高まっている感のある大ベテラン守護神。その一挙手一投足から目が離せない。
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