【皇后杯決勝】絶対女王ベレーザがINACとの激戦を制し連覇を達成!貫禄の今季3冠

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェスト編集部

2019年01月01日

延長戦に突入する激戦に

後半に植木(19番)が同点ゴールを奪取。これで流れを引き寄せた。写真:早草紀子

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[皇后杯・決勝]ベレーザ4-2INAC/1月1日/パナソニックスタジアム吹田
 
 皇后杯の決勝が1月1日、パナソニックスタジアム吹田で開催され、日テレ・ベレーザがINAC神戸レオネッサを4-2で下して昨年度に続き優勝を果たした。
 
 日本女子代表選手を多く揃える強豪2チームの今季4度目の対戦(ベレーザの2勝と1分)は、互角の攻防が続く。序盤にINACがスピーディでダイナミックな攻撃で立て続けにチャンスを迎えれば、ベレーザは緻密なパスワークで徐々にリズムを掴んでいった。
 
 はじめにスコアが動いたのは、42分。岩渕真奈との巧みなワンツーでエリア内に抜け出した増矢理花がゴール左隅に正確なシュートを流し込む。岩清水梓らを擁するベレーザの守備を見事に打ち破ったこのゴールで、INACが先制に成功した。
 後半も一進一退の展開。先制を許したベレーザは、54分に左サイドを突破した植木理子のゴールで同点にすると、71分には畳みかけるようなサイド攻撃から籾木結花の得点で逆転する。

 しかし、このままでは試合は終わらない。77分に仲田歩夢のクロスを受けた京川舞のゴールでINACが追加点を奪い、試合を振り出しに戻す。そのまま90分間を終え、延長戦へと突入した。
 
 延長戦でベレーザが見せたのは、リーグ&リーグカップもを制した絶対女王の実力だった。94分に籾木のこの日2得点目で追加点を奪うと、104分にはロングボールに抜け出したエース田中美南のゴールで、ついにダメを押す。
 
 最後まで攻撃の手を緩めず激戦を制したベレーザが連覇を達成。見事に今季3冠を獲得してみせた。
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