「育成年代のほうが、よっぽど過酷な環境でプレーしていたので」
自身にとって、アジアカップは初めての大会となる。ただし、カテゴリーは違うとはいえ、“アジアを舞台にした戦い”は、これまで何度も経験してきた。
世代別代表の常連だった南野拓実は、U-16、U-19、U-23それぞれの年代でアジア選手権に参戦し、熾烈なバトルにその身を投じてきた実績がある。
そんな南野は、アジアカップという大会にどんな印象を抱いているのか。
「サッカーの面だけじゃなく、食事の面だったり、熱さだったり、ピッチの悪さとか、いろんなことが想定できるし、いろんなことが起こり得る大会だと思う。そういう難しさはあるのかな、と」
もっとも、“免疫力”はある。
「育成年代のほうが、よっぽど過酷な環境でプレーしていたので。それに比べれば、何倍かマシかなと思っていますけど」
過酷なアウェーでの戦いでも、恐れることはない。「楽しみながら、自分の力を示したいし、チームの力を証明したい」と言葉に力をこめる。
勝ち進むためのイメージも描けている。
「ああいう短期決戦は、勢いをつけていったチームのほうが有利になる。勢いを持って、大会中に成長しながら進んでいければ、良い結果を得られるはず」
その勢いをもたらすゴールを期待されているのは、南野本人も十分に承知しているはずだ。コンディションは悪くない。今季の前半戦、クラブの公式戦では、すでに昨季の計10ゴールを上回る11ゴールを記録しているように、「感覚的にも良い」と手応えを口にする。
「それをそのまま本大会に持っていければいいかなと思っています」
背番号9が定着してきた新エース候補が、UAEの地でどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】2018年の日本サッカー界を彩った「美女サポーター」たち
世代別代表の常連だった南野拓実は、U-16、U-19、U-23それぞれの年代でアジア選手権に参戦し、熾烈なバトルにその身を投じてきた実績がある。
そんな南野は、アジアカップという大会にどんな印象を抱いているのか。
「サッカーの面だけじゃなく、食事の面だったり、熱さだったり、ピッチの悪さとか、いろんなことが想定できるし、いろんなことが起こり得る大会だと思う。そういう難しさはあるのかな、と」
もっとも、“免疫力”はある。
「育成年代のほうが、よっぽど過酷な環境でプレーしていたので。それに比べれば、何倍かマシかなと思っていますけど」
過酷なアウェーでの戦いでも、恐れることはない。「楽しみながら、自分の力を示したいし、チームの力を証明したい」と言葉に力をこめる。
勝ち進むためのイメージも描けている。
「ああいう短期決戦は、勢いをつけていったチームのほうが有利になる。勢いを持って、大会中に成長しながら進んでいければ、良い結果を得られるはず」
その勢いをもたらすゴールを期待されているのは、南野本人も十分に承知しているはずだ。コンディションは悪くない。今季の前半戦、クラブの公式戦では、すでに昨季の計10ゴールを上回る11ゴールを記録しているように、「感覚的にも良い」と手応えを口にする。
「それをそのまま本大会に持っていければいいかなと思っています」
背番号9が定着してきた新エース候補が、UAEの地でどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】2018年の日本サッカー界を彩った「美女サポーター」たち