【セリエA展望|エンポリ対インテル】インテル両ウイングのクロス精度が勝利への鍵に!

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2018年12月29日

右のポリターノとイカルディのホットライン強化が得点への近道。

故障者/エンポリ=なし インテル=なし
出場停止/エンポリ=ディ・ロレンツォ(DF)、クルニッチ(MF) インテル=ブロゾビッチ

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セリエA第19節
エンポリ対インテル
12月29日(土)15:00(日本時間23:00)キックオフ/カルロ・カステッラーニ(エンポリ)


 前節、2位ナポリとの直接対決を、後半アディショナルタイムの劇的なゴールで制した3位インテルが、16位エンポリとの年内最終戦に挑む。

 強豪との対戦が続いた12月の公式戦6試合を2勝3分け1敗で乗り切ったものの、引き分けてラウンド・オブ16進出を逃したPSV戦や同点に追いつかれたローマ戦やキエーボ戦など勝点を取りこぼす試合も多かった。

 勝利へのポイントになりそうなのが、両ウイングからのクロス精度だ。右サイドのマッテオ・ポリターノなら左足のインスイングでファーを狙うボール、左サイドのイバン・ペリシッチなら敵陣深くから相手DFとGKの間に入れる速いボールである。

 クロスに対して無類の強さを誇るマウロ・イカルディへ、どれだけ質の高いクロスを配球できるかが重要になってくるだろう。

 マルセロ・ブロゾビッチが累積警告で欠場する中盤は、マティアス・ベシーノ、ボルハ・バレロ、ジョアン・マリオの運動量豊富な3人が出場しそうだ。度重なる遅刻が原因で活動停止処分となっていたラジャ・ナインゴランは、全体練習に復帰しており、途中出場する可能性が高い。

 一方、エンポリは18節を終えてリーグワーストの36失点を喫し、16位と低迷。一時は14位まで順位を上げたものの、直近3試合で10失点とディフェンスが破綻して順位を下げ続けている。

 攻撃面ではエースのフランチェスコ・カプートが、10節以降で6得点2アシストと好調を維持。相棒のアントニーノ・ラ・グミナとともに一泡吹かせたいところだが、過去の対戦では16-17シーズンにホーム・アウェーともに0-2で敗れており、苦戦が予想される。
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