メディアもファンも驚いたPK
スペインの名手が魅せた“技ありキック”が話題となっている。
現地時間12月22日に行なわれたラ・リーガ第17節、アスレティック・ビルバオとバジャドリーの一戦は1-1のドローに終わった。そんな試合後、大きな話題をさらったのは、ホームチームのゴールシーンだ。
44分、ビルバオは相手のハンドでPKを獲得。この絶好機にキッカーを任された37歳のベテランストライカー、アリツ・アドゥリスは、なんとノーステップでシュート。これが相手GKの意表を突き、ゴール右下隅へ吸い込まれた。
結局、勝利には結びつかなかったものの、大ベテランが魅せた“技あり”のシュートは世界から賛辞を集めている。
現地時間12月22日に行なわれたラ・リーガ第17節、アスレティック・ビルバオとバジャドリーの一戦は1-1のドローに終わった。そんな試合後、大きな話題をさらったのは、ホームチームのゴールシーンだ。
44分、ビルバオは相手のハンドでPKを獲得。この絶好機にキッカーを任された37歳のベテランストライカー、アリツ・アドゥリスは、なんとノーステップでシュート。これが相手GKの意表を突き、ゴール右下隅へ吸い込まれた。
結局、勝利には結びつかなかったものの、大ベテランが魅せた“技あり”のシュートは世界から賛辞を集めている。
米スポーツ専門メディア「ESPN」は、「前例のないペナルティーで、もはや芸術の域に達したと言っていい」と絶賛。さらにイタリア・メディア『Sky』は、「彼のキックにビルバオ・ファンが夢中になった。アドゥリスはわずかな後退もすることなく、静止した状態から蹴り出すリスクを冒したが、それを見事に成功させた」と綴って褒めちぎった。
また、母国メディアもアドゥリスのキックを驚きを持って紹介している。なかでも、スペイン紙『Marca』のレポートは興味深い。
「アドゥリスはペナルティーキック専門の学校を設立しても良いだろう。彼がバジャドリー戦で披露した走力を全く必要としないキックは、それくらいに素晴らしかった。ビルバオ史上最高の点取り屋のひとりである彼は、2週間前のジローナ戦でもパネンカでペナルティーを決めており、ユニークなキックの専門家だといって良いだろう」
当然、ファンもアドゥリスのキックに沸き上がり、SNSでは、「最も時間を必要としないキック」や「今までに見たことがない」「バロンドールは今からでも彼にするべきだ」など、称賛のコメントが相次いだ。
世界を驚かせたアドゥリスの“無助走ペナルティーキック”。そのシュート精度やタイミングなどは、全て16年に及ぶプロキャリアで培われた技術の賜物と言えるだろう。
また、母国メディアもアドゥリスのキックを驚きを持って紹介している。なかでも、スペイン紙『Marca』のレポートは興味深い。
「アドゥリスはペナルティーキック専門の学校を設立しても良いだろう。彼がバジャドリー戦で披露した走力を全く必要としないキックは、それくらいに素晴らしかった。ビルバオ史上最高の点取り屋のひとりである彼は、2週間前のジローナ戦でもパネンカでペナルティーを決めており、ユニークなキックの専門家だといって良いだろう」
当然、ファンもアドゥリスのキックに沸き上がり、SNSでは、「最も時間を必要としないキック」や「今までに見たことがない」「バロンドールは今からでも彼にするべきだ」など、称賛のコメントが相次いだ。
世界を驚かせたアドゥリスの“無助走ペナルティーキック”。そのシュート精度やタイミングなどは、全て16年に及ぶプロキャリアで培われた技術の賜物と言えるだろう。