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“デカモリシ”こと森島康仁が藤枝に完全移籍!関東1部で18戦17発を記録し、3年ぶりにJの舞台へ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月21日

石崎信弘監督とは2017年にテゲバジャーロ宮崎でともに戦った経験あり

2016年の磐田を最後にJのピッチから遠ざかっていた森島。自身3年ぶりの舞台でどんなプレーを見せるのだろうか。(C)SOCCER DIGEST

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 12月21日、藤枝は関東1部リーグのウーヴァ栃木から森島康仁を完全移籍で獲得したと発表した。
 
 “デカモリシ”の愛称で親しまれる森島康仁は内田篤人らと同世代の31歳。188センチの体躯を生かしたプレーで評価を高め、2006年に滝川二高からC大阪へ加入した。ルーキーイヤーは目立った活躍を見せられなかったが、プロ2年目の07年にレヴィ―・クルピ監督のもとでレギュラーポジションを獲得。香川真司や乾貴士らと攻撃陣を牽引し、J2で33試合・6得点を記録した。08年には日本代表にも選出。出場機会はなかったが、大型FWとしてさらなる飛躍が期待されていた。

 しかし、その期待とは裏腹にクラブで出番が激減。同年途中から籍を置いた大分でもベンチに甘んじるなど不遇の時を過ごした。それでも11年に大分で存在感を示し、J2ながら35試合で11得点を記録。翌年は37試合で14得点を決め、キャリアハイの数字を残した。13年は自身4年ぶりのJ1で7ゴールを奪い、復活を遂げた。
 
 それ以降は川崎や磐田でプレー。バックアッパーやジョーカー役として、チームの勝利に貢献してきた。そして、2017年からは当時石崎信弘監督が指揮を執っていた九州リーグのテゲバジャーロ宮崎に加入。17試合で19得点の活躍でMVPと得点王の2冠に輝いた。昨季は関東リーグのウーヴァ栃木で18試合17ゴールとハイパフォーマンスを披露し、来季は石崎監督率いる藤枝で3年ぶりにJリーグを戦う権利を掴んだ。
 
 クラブを通じて、森島は「この度、加入することになりました森島です。全力で頑張りますのでよろしくお願いします」とし、短い言葉ながらも決意を述べた。自身初のJ3でどんな活躍を見せるのか。復活を遂げた“デカモリシ”が藤枝で再スタートを切る。
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