バイエルン、契約解除金104億円を支払ってアトレティコのフランス代表DFを1月に獲得か?

カテゴリ:移籍情報

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月20日

アトレティコは公式に否定

バイエルン移籍の噂が浮上したリュカ(左)。カンテラ時代から過ごしてきたアトレティコをついに離れるのか。(C)Getty Images

画像を見る

 フランス代表としてワールドカップを制したリュカ・エルナンデズが、1月に恩師ディエゴ・シメオネの元を去り、ドイツ王者のバイエルンに移籍するかもしれない。スペイン紙『Marca』が12月19日に報じた。

 リュカは昨夏、アトレティコ・マドリーと2024年までの契約を結んでいる。だが、『Marca』紙によると、バイエルンは1月の移籍マーケットでリュカを獲得するため、契約解除金の8000万ユーロ(約104億円)を支払うとのこと。選手とは4年契約を結ぶとされている。

 これに対してアトレティコは、同日に公式サイトでの声明で、「クラブと選手の話し合いの中で、リュカはバイエルンとの合意の存在と、アトレティコを去る考えを否定した」と発表。『Marca』紙の報道を否定した。上層部同士の話し合いで、バイエルンも取引を否定したと明かしている。

 ただ『Marca』紙によると、バイエルンのカール=ハインツ・ルムメニゲCEOは、「1月に我々がどうするかは様子を見よう。我々は何も認めることも、否定することもできない」「我々はアトレティコの会長と非常に良い関係にある。私は彼の友人だ」と述べている。
 
 バイエルンのハサン・サリハミジッチSDは、ドイツ衛星放送『Sky』で「我々は冬も夏もチームを強化すると言ってきた。マーケットで動くのは当然だ。だが、噂にはコメントしない」と語った。

『Sport』でのコメントとして『Marca』紙が伝えたところによれば、アトレティコのアンドレア・ベルタSDは、「なにも認めることはできない。ルムメニゲに聞くべきだ」としたうえで、「選手は私にアトレティコ残留を望んでいると言った。彼は素晴らしい選手だ」と話している。

 今季のブンデスリーガで3位と苦しんでいるバイエルンは、大金を投じてリュカを引き抜くのか。世界王者となったリュカは、この誘いに応じてアトレティコからバイエルンへと活躍の場を移すのか。今後の進展が注目される。
 
【関連記事】
CLラウンド・オブ16の対戦カードが決定! ユベントスはアトレティコ、パリSGはマンUと激突!
ジエゴ・コスタの長期離脱で代役FWを探すアトレティコ、狙いはセルタの大型ストライカーか?
苦悩のバイエルン、ブレーメン戦でのなりふり構わぬ勝利からいかなる変化を遂げるか!? 【現地発】
「パリSG、マドリー、バルサだけが僕の気持ちを変えられた」 40歳ブッフォン、現役続行の理由を明かす
ようやく20歳になった“神童”エムバペが10代で成し遂げた「10の偉業」をFIFAが称賛!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年8月号
    7月10日(木)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    悲願のJ1復帰へ
    ベガルタ仙台2025
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月21日号
    8月7日発売
    25-26 欧州各国リーグ開幕ガイド 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ