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大迫勇也も序盤に絶好機逸…ブレーメンは優勢に試合を進めるもフィニッシュの拙さで勝点3を逃す

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月20日

大迫は3試合ぶりのスタメンで86分までプレー

効果的なプレーを多く見せた大迫だが、自身通算4点目のチャンスは活かせず。ブレーメンはチームとして攻撃の最後の部分でミスや状況判断の誤りが目立ち、ホームの大観衆と勝利を祝うことができなかった。 (C) Getty Images

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 12月19日(現地時間)、ブンデスリーガ第16節が行なわれ、ブレーメンとホッフェンハイムの一戦は1-1の引き分けに終わった。
 
 9位のブレーメンが勝点2差の8位ホッフェンハイム相手に、年内最後のホームゲームに臨み、大迫勇也は3試合ぶりの先発出場を果たした。
 
ここまで全試合得点でクリーンシートは2試合というブレーメンは6分、ゴール正面の好位置でFKを得、メーバルトが直接狙ってファーストシュートを放つ。対するホッフェンハイムはボールを保持する時間は長いものの、クラマリッチによる最初のシュートは10分になってからだった。
 
 しかしその1分後、アウェーチームは先に決定機を迎え、クラマリッチがペナルティーエリア内で、フリーでフィニッシュまで持ち込む。危ない場面をDFのブロックでしのいだブレーメンは、直後に波状攻撃を仕掛け、大迫がメーバルトのスルーパスを受けて抜け出すも、決定的なシュートはゴール右外に逸れていった。
 
 絶好の得点機を逃した大迫はこの試合、3トップの真ん中に入ったが、攻撃では自身が前線に張り続けるよりは、下がってボールを展開したり、前にいる選手に縦パスを入れたりするプレーの方が今回も多かった。
 
 ブレーメンは16分にJ・エッゲシュタインの右クロスをクルゼがダイレクトボレーで合わせた他、25分にはペナルティーエリア右外のFKを再びクルゼが直接狙うなど、幾度も相手ゴールに迫る。
 
 しかし31分、試合を動かしたのはホッフェンハイム。左SBのシュルツがエリア内までドリブルで持ち込んでマイナスに折り返すと、ビッテンコートがダイレクトでゴール右隅に流し込んで先制点を奪う。ブレーメンにとっては、攻勢のなかで隙を突かれたかたちでの失点だった、
 
 両チームがともに最後まで積極的に攻め合って好機を作った前半は終わり、後半に入ると、ブレーメンは立ち上がりから敵陣に攻め入り、ゲブレ・セラシェ、大迫らが次々にフィニッシュまで持ち込む。
 
 50分にもアウグスティンソンの右からのクロスにファーサイドでクルゼが合わせ、直後にはゲブレ・セラシェのスルーパスに大迫が飛び出すが、先にGKバウマンにキャッチされ、ゴールネットは揺らせない。
 
 再三ゴールに迫ったブレーメンは57分、アウグスティンソンのクロスをファーサイドでゲブレ・セラシェが身を乗り出してのヘッドでゴールに流し込んで、試合を振り出しに戻した。
 
 主導権を握ったホームチームは、その後もカウンターやサイドの攻略から良いかたちでゴールに再三迫るが、最後の崩しの部分やフィニッシュの拙さなどにより、バウマンを脅かすまでには至らない。
 
 70分あたりから、よりブレーメンの攻撃は激化し、敵陣エリアにボールを運んでは、クルゼ、J・エッゲシュタイン、そして交代出場のラシチャがシュートを放つも、ホッフェンハイムはしっかり寄せてこれらをブロックし、ルーズボールにも先に反応して難を逃れる。
 
 守勢のホッフェンハイムは83分、シュルツのクロスをゴール前でクラマリッチが胸トラップしてから左足を振り抜くが、GKパブレンカに至近距離でキャッチされ、勝ち越しのチャンスを逸する。しかし、ここから攻撃は活性化され、右サイドを崩してゴール前にボールを運んでいく。
 
 86分、ブレーメンは大迫を下げて40歳のピサーロを投入。残り時間で勝利を目指すホームチームはその3分後、カインツがエリア右に侵入してグラウンダーで折り返すと、ラシチャがフリーでシュートチャンスを迎えるも、枠を外してしまう。
 
 さらに5分間のアディショナルタイムでも、ラシチャはGKと1対1の場面でシュートをバウマンに当ててしまい、こぼれ球に対するメーバルトの詰めもゴール左に逸れていき、手の届くところにあった勝点3を逃してしまった。
 
 ウインターブレイク前の最終戦となる次節、ブレーメンは22日に敵地でRBライプツィヒと対戦する。
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