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本当に偶然? クラブW杯3連覇に挑むマドリーの評価に、スペイン有力2紙が採用した「同じ単語」の正体

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月18日

スペイン有力2紙が「退屈」評価で一致

リーガでは4位と徐々に盛り返してきてはいるが、王者につねに質の高いプレーが求められる。バロンドールを獲得したモドリッチも、周囲の厳しすぎる要求に表情は曇りがちか? (C) Getty Images

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 クラブワールドカップ(CWC)に参加するため、レアル・マドリーの面々が開催地であるアラブ首長国連邦(UAE)に到着。現地時間19日、鹿島アントラーズとの準決勝に挑む。

 そんななか、12月15日にラ・リーガの第16節、ラージョ・バジェカーノ戦を終えた欧州王者に対し、「CWC前のマドリーへの評価で、スペイン・メディアで“偶然の一致”が起きた」とアルゼンチン紙『Ole』が報じている。

「スペインのクラブに関してメディアの奇妙な一致が起こった。R・マドリーは現在、CWCのために移動し、3連覇をかけた戦いに向けて準備中だが、監督を変更したにもかかわらず、彼らの周囲には疑念が絶えないようだ。

サンチャゴ・ ソラーリが率いるクラブは先日、年内最後のリーグ戦をサンティアゴ・ベルナベウで戦い、下位チームを相手に1-0という結果に終わった。ホームチームは非常に苦しみ、ティボー・クルトワの好守がなければ3点は失っていただろう。

 そして、この試合の評価に関して”偶然の一致”が起きた。スペイン有力紙の『Marca』と『AS』がマドリーに対して下した評価は、一言一句同じ、“ABURRE”(退屈)だったのだ。ラージョ戦の翌朝、この文字が両紙の一面を大きく飾っている」

写真は『Ole』より。

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 ロシア・ワールドカップ前にスペイン代表監督を電撃辞任したジュレン・ロテペギの下でシーズンの開幕を迎えたマドリー。しかしチームは不振続きで、ロテペギはその後解任されたものの、約8万人を収容するスタジアムは、新監督にソラーリを迎えたいまも空席が目立つ状況だと『Ole」紙は指摘している。

「マドリーのサポーター離れが著しい。今シーズン4度目の土曜開催という絶好の条件でも入場者数は6万人を超えることがなかった(5万5229人)。プレーにエキサイティングさが欠けるという意見もある。はたして彼らは、UAEで今よりも多くの声援を得ることができるのか?」

 観客動員数やプレーの質など、クリスチアーノ・ロナウドの抜けた穴を埋められていないとスペイン・メディアでも指摘されているマドリー。欧州王者が常に厳しい目にさらされることは仕方がないとはいえ、サポーターに”退屈”な思いをさせるプレーに対しては不安もあるようだ。

 だが、欧州王者の地位が揺らいだわけではない。マドリーは現地時間12月19日、日本の鹿島アントラーズと対戦する。ソラーリ監督が「タイトルを獲るために来た」と語ったCWCで、国内、そして世界中のファンを喜ばせることができるだろうか。
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