FIFAが主催するクラブワールドカップ（CWC）に参加するため、レアル・マドリーの面々が開催地であるアラブ首長国連邦（UAE）に到着した。クラブの公式アカウントなどが報告している。

　今回CWCに参加するメンバーとして発表されたのは25名。３連覇をかけてルカ・モドリッチ、セルヒオ・ラモスなど、現在考えられるベストメンバーで挑む。

　彼らは現地15日に行なわれたラ・リーガ第16節ラージョ・バジェカーノ戦に１-０で勝利した後、CWC開催地であるUAEにエミレーツ航空の特別便で上陸した。

　世界中のサッカーファンの間では、この特別便が話題になっている。CWC開催に合わせてクラブのオフィシャルメインスポンサーであるエミレーツ航空が発表した特別塗装機で、機体にはS・ラモス、ガレス・ベイル、モドリッチ、マルセロ、カリム・ベンゼマの５人がフルカラーで大きくペイントされている。

　描かれた本人たちは、機上の人となる前に、飛行機の前で笑顔で記念撮影。その写真は、R・マドリーの公式SNSにアップされている。ファンからは「エミレーツ、凄すぎる」「素晴らしい機体！」といった感嘆の声が寄せられた。

　到着地のアブダビでは大勢のメディアが集ったようで、タラップから降りてくる欧州王者たちの姿は「銀河系軍団の上陸だ！」と大々的に報じられていた。

　R・マドリーの準々決勝の相手となるのは、北中米カリブ海王者のグアダラハラを下した鹿島アントラーズ。2016年にタイトルをかけて争ったアジア王者との再戦となる。

　欧州王者たちは翌日からトレーニングを行ない、現地19日の準決勝に備える。