1年前の健闘を祝して――
さかのぼること1年前の12月12日、インテルはコッパ・イタリア5回戦で3部のポルデノーネに苦戦。格下相手に得点を奪えず、PK戦に持ち込まれたのだ。しかし、辛うじて突破を決めた決勝PKをマークしたのは、当時インテルに所属していた長友佑都だった。
結果として敗れはしたものの、あのインテルを苦しめたとあり、3部のクラブにとっては歴史に残る一戦だったと言えるだろう。その“1周年”を祝おうということか、ポルデノーネのツイッター公式アカウントは12日、「インテル対ポルデノーネの1年後――長友佑都の見解」と題してひとつの動画を投稿した。
編集された動画は、どうやら長友が公式サポーターを務めるバンダイのゲーム「ドラゴンボール Z ブッチギリマッチ」のPR動画で、日本のダイナモは日本語で応対している。
ポルデノーネは、この動画に偽のイタリア語字幕を用意した。その内容は、以下のとおりだ。
結果として敗れはしたものの、あのインテルを苦しめたとあり、3部のクラブにとっては歴史に残る一戦だったと言えるだろう。その“1周年”を祝おうということか、ポルデノーネのツイッター公式アカウントは12日、「インテル対ポルデノーネの1年後――長友佑都の見解」と題してひとつの動画を投稿した。
編集された動画は、どうやら長友が公式サポーターを務めるバンダイのゲーム「ドラゴンボール Z ブッチギリマッチ」のPR動画で、日本のダイナモは日本語で応対している。
ポルデノーネは、この動画に偽のイタリア語字幕を用意した。その内容は、以下のとおりだ。
「もちろん、インテル対ポルデノーネの試合は覚えている。忘れられるわけないだろう?セリエCのチームと対戦するなんて、毎日あることじゃない。チームの多くの選手が、セリエCなんて存在しないと信じていなかった。
「(マウロ・)イカルディと(イバン・)ペリシッチなんて、家にスパイクを置いてきたほどなんだ。後半にアップする必要もないと考えていたのさ。ましてや試合に出るなんてね!」
「重要な試合だった。今日見返しても、笑ってしまう。あの選手たちがなつかしいよ! ダウベルト! (アンドレア・)ピナモンティ! キャプテンの(アンドレア・)ラノッキア!」
「毎晩寝る前に、壁にかけてある(シモーネ・)マニャーギのユニホームを見ているんだ。あのポスト(に阻まれたシュート)はもっと運に恵まれてよかったはずだ」
「ポルデノーネのサポーターのみんなには、最後のPKを決めて申し訳ないと言いたかった。君たちのほうがラウンド突破に値した」
動画の最後に、ポルデノーネは、「本当は長友佑都に何も聞いていません。実際には、我々は彼が言ったことをまったく理解していません」と真相を明かしたうえで、「インテル対ポルデノーネの試合が1周年。おめでとう」と締めくくっている。
クラブ史に残る記念の一戦を思い出そうというユーモアに、ファンからは、「最高」や「天才」、「ファンタスティック!」などの賛辞が続々と寄せられた。
ただ、前日にチャンピオンズ・リーグから敗退したばかりのインテルとそのサポーターは、1年前の“悪夢”を思い起こさせられ、あまり喜ばしいものではなかったかもしれない。