「とにかく来年は数多くのタイトルを獲ります」と鬼木監督
見事連覇を果たした川崎フロンターレが、12月9日に優勝パレードを行なった。主催は川崎市で、川崎市役所から川崎駅前までの約700mの区間で行なわれた。
主催した川崎市によると、参加者は約4万人とのことだった。
パレードに先立ち、川崎市役所内で出発式が行なわれ、藁科義弘代表取締役社長、鬼木達監督、選手を代表して小林悠が挨拶をした。
藁科社長は「フロンターレらしいスタイルで戦った。楽しんでもらえたと思います」と話すと、「川崎を笑顔でいっぱいの街にしたい」と発言。
市役所側からは福田紀彦市長が挨拶。和気あいあいとした雰囲気のまま、パレードはスタートした。
川崎市の第3庁舎前の出発点には始発電車で駆けつけたというサポーターも見られる過熱ぶり。そのサポーターに対し、挨拶に立った鬼木監督はサポーターへの感謝の言葉に続き「とにかく来年、数多くのタイトルを取りますので、ぜひ今年以上の熱い声援をお願いします」と複数タイトルの獲得を宣言し、サポーターを沸かせた。
30分ほどで到達したパレードの終点では、契約満了につき今季限りでチームを離れることになった田坂祐介が挨拶。冒頭「優勝してからサポーターの方にはおめでとう、おめでとうとすごく言ってもらってるんですが、ぼくはサポーターにもう一度『おめでとう』と言いたいです」とサポーターを祝福すると「Jリーグの中でもむずかしいなか、今年2連覇が達成できました。選手だけでなく、ここに集まってくれているサポーターのみなさんとか、川崎市のみなさんとかフロンターレを取り巻くすべての人の力が結集してこういう結果になったと思ってます」と連覇を支えた人たちに感謝の言葉を述べていた。
契約満了の選手ではあるが、その一方でチームの功労者でもある田坂に挨拶を任せるところが川崎らしいところだとも言える。
パレードを振り返った守田英正は「ああいうなんかみんなが笑ってるところを見るのは、こっちも幸せになります」とサポーターに喜んでもらえたことの嬉しさを噛み締めつつ「サポーターの人たちも同じように優勝を分かち合えた。来年も同じ光景を見られるよう、頑張りたいなと思います」と来季に向けて気持ちを新たにしていた。
またキャプテンの小林悠は沿道からのサポーターの「3連覇を」という声に対し「簡単なことではないですが、自分たちなら絶対にできると思います。その期待に答えられるようにがんばります」と、来季への決意を述べた。
笑顔の絶えない優勝パレードとなった。
取材・文・写真●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
主催した川崎市によると、参加者は約4万人とのことだった。
パレードに先立ち、川崎市役所内で出発式が行なわれ、藁科義弘代表取締役社長、鬼木達監督、選手を代表して小林悠が挨拶をした。
藁科社長は「フロンターレらしいスタイルで戦った。楽しんでもらえたと思います」と話すと、「川崎を笑顔でいっぱいの街にしたい」と発言。
市役所側からは福田紀彦市長が挨拶。和気あいあいとした雰囲気のまま、パレードはスタートした。
川崎市の第3庁舎前の出発点には始発電車で駆けつけたというサポーターも見られる過熱ぶり。そのサポーターに対し、挨拶に立った鬼木監督はサポーターへの感謝の言葉に続き「とにかく来年、数多くのタイトルを取りますので、ぜひ今年以上の熱い声援をお願いします」と複数タイトルの獲得を宣言し、サポーターを沸かせた。
30分ほどで到達したパレードの終点では、契約満了につき今季限りでチームを離れることになった田坂祐介が挨拶。冒頭「優勝してからサポーターの方にはおめでとう、おめでとうとすごく言ってもらってるんですが、ぼくはサポーターにもう一度『おめでとう』と言いたいです」とサポーターを祝福すると「Jリーグの中でもむずかしいなか、今年2連覇が達成できました。選手だけでなく、ここに集まってくれているサポーターのみなさんとか、川崎市のみなさんとかフロンターレを取り巻くすべての人の力が結集してこういう結果になったと思ってます」と連覇を支えた人たちに感謝の言葉を述べていた。
契約満了の選手ではあるが、その一方でチームの功労者でもある田坂に挨拶を任せるところが川崎らしいところだとも言える。
パレードを振り返った守田英正は「ああいうなんかみんなが笑ってるところを見るのは、こっちも幸せになります」とサポーターに喜んでもらえたことの嬉しさを噛み締めつつ「サポーターの人たちも同じように優勝を分かち合えた。来年も同じ光景を見られるよう、頑張りたいなと思います」と来季に向けて気持ちを新たにしていた。
またキャプテンの小林悠は沿道からのサポーターの「3連覇を」という声に対し「簡単なことではないですが、自分たちなら絶対にできると思います。その期待に答えられるようにがんばります」と、来季への決意を述べた。
笑顔の絶えない優勝パレードとなった。
取材・文・写真●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)