「なんとか助けてあげたかった」堂安律が快勝劇のあとに示した“絶対エースの風格”

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月04日

ここ4戦で3得点・1アシストの出来

チームを勢いづかせるゴールを決め、5-2の快勝劇へと導いた堂安。地元サポーターを熱狂させるパフォーマンスを続けている。(C)Getty Images

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 日曜日のオランダ・エールディビジ第14節、フローニンヘンvsNACブレダ戦で鮮烈のパフォーマンスを披露したのが、日本代表MF堂安律だ。

 右サイドからの鋭いロビングパスで先制点をお膳立てすると、逆転されて迎えた58分にはゴール前のこぼれ球に素早く反応して同点弾をゲット。さらに絶妙な浮き球のスルーパスでモロッコ代表FWミムン・マヒのゴールを導くなど、実に3得点に絡む暴れっぷりだ。チームに5-2の快勝をもたらす原動力となった。

 
 試合後のフラッシュインタビューに応えた堂安は、「やっぱり得点を決めると誰しも嬉しいですし、観てる方も今日は5得点も観れて楽しかったと思うので、こういう試合を多くできたらなと思います」とコメント。56分にGKセルヒオ・パットの判断ミスで逆転ゴールを許したことを問われると、「たしかにミスをしてしまいましたけど、彼がいままで助けてくれた部分もありました。たった一回のミスでチームが負けてしまうのは良くないことやと思ったので、なんとか助けてやろうという気持ちで同点ゴールを決められて良かったと思います」と仲間を思いやった。

 さらに「(逆転されて)チームの雰囲気が少し下向きでネガティブでしたし、ああいうゴールが取れてチームが上向きになったので、そこは良かったなと思います」と付け加え、力強くエースとしての矜持を示した。

 フローニンヘンはここ4戦で3勝を挙げており、堂安はそのなかで3得点・1アシストと気を吐いている。とはいえチームはいまだ16位と降格ゾーンを抜け出せないまま。次節のVVVフェンロ戦(12月9日)でも3ポイントを掴み取り、危険水域からの脱出を果たせるか。日本代表アタッカーのさらなるハイパフォーマンスに注目が集まる。
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