インテルの堅守が光った一戦は終盤にドラマが!
11月7日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第5節が行なわれ、グループBでは、トッテナムとインテルがロンドンのウェンブリー・スタジアムで対戦した。
負ければグループ敗退が決定するトッテナムと、引き分け以上で勝ち抜けが決まるインテルという互いに懸けるものがあるなかで迎えた一戦、序盤の主導権を握ったのは前者だ。
相手のカウンターに対するリスク管理をしっかりとこなしながら、攻勢を強めて相手を押し込んだホームチームは、6分に強引な突破からハリー・ケインが決定的なシュートを放てば、12分にはデル・アリが強烈なミドルシュートで相手ゴールに迫った。
その後も30分に速攻からルーカス・モウラ、38分にはハリー・ウィンクスがクロスバー直撃のシュートを放つなど、幾多の決定機を創出するトッテナムに対して、守勢に回ったインテルも守護神のサミール・ハンダノビッチを中心にゴール前を固めた守りで応戦。
攻撃こそ頼みのエースであるマウロ・イカルディに良いボールが入らずに苦戦したものの、失点をしない理想的な形で前半を折り返すことに成功した。
0-0で始まった後半は立ち上がりこそ、中盤でのにらみ合いが続いたものの、60分以降は、トッテナムが敵陣でボールを持つシーンが増えていった。
負ければグループ敗退が決定するトッテナムと、引き分け以上で勝ち抜けが決まるインテルという互いに懸けるものがあるなかで迎えた一戦、序盤の主導権を握ったのは前者だ。
相手のカウンターに対するリスク管理をしっかりとこなしながら、攻勢を強めて相手を押し込んだホームチームは、6分に強引な突破からハリー・ケインが決定的なシュートを放てば、12分にはデル・アリが強烈なミドルシュートで相手ゴールに迫った。
その後も30分に速攻からルーカス・モウラ、38分にはハリー・ウィンクスがクロスバー直撃のシュートを放つなど、幾多の決定機を創出するトッテナムに対して、守勢に回ったインテルも守護神のサミール・ハンダノビッチを中心にゴール前を固めた守りで応戦。
攻撃こそ頼みのエースであるマウロ・イカルディに良いボールが入らずに苦戦したものの、失点をしない理想的な形で前半を折り返すことに成功した。
0-0で始まった後半は立ち上がりこそ、中盤でのにらみ合いが続いたものの、60分以降は、トッテナムが敵陣でボールを持つシーンが増えていった。
それでも相手の堅守を攻略する術を見出せずにいたトッテナムは、62分にルーカスを下げてソン・フンミンを投入。5分後には、その韓国代表FWの突破から最後はアリがボレーシュートを見舞ったが、これも枠には飛ばなかった。
この日のトッテナムは、相手のゴール前までは迫るも、あと一押しが足らない。71分には途中出場のクリスティアン・エリクセンのFKから攻め上がっていたヤン・ヴェルトンゲンがヘディングシュートを叩きつけたが、コントロールを仕切れずに得点には至らない。
一方で、インテルに焦りは見られない。イタリアのチームらしく守備に重きを置きつつ、機を見ては速攻に転じ、76分にはボルハ・バレーロのパスを受けたイバン・ペリシッチが枠内へ強烈なシュートを放ったが、これは相手守護神ウーゴ・ロリスの好守に阻まれた。
嫌な雰囲気がウェンブリーに漂うなか、それを一掃したのは天才肌の司令塔だ。
80分、ハーフウェーライン付近から大きなストライドのドリブルで一気に右サイドを駆け抜けてペナルティーエリア内に侵入したムサ・シッソコが中央へと折り返す。これを受けたアリが素早く左サイドへ流し、最後はエリクセンが豪快にゴールへ蹴り込んだ。
残り時間が10分となっていたなかで、待望の先制点を手にしたトッテナムは、一転して劣勢に立たされることになり、焦って前へと出るインテルを尻目に中盤でボール回しを展開。さらに87分には大型ボランチのエリック・ダイアーを入れて守備固めを徹底した。
結果、インテルの猛追を退けたトッテナムが虎の子1点を守り抜いて、1-0と勝利。グループ敗退を免れる金星を挙げた。
重要な一戦に敗れたインテルは勝点7ながら直接対決の結果で3位に転落。最終節は、グループ突破に向けて勝利が求められる展開に。
激闘を勝ち切って2位に浮上したトッテナムの最終節は敵地カンプ・ノウに乗り込んでのバルセロナ戦だ。すでに相手はグループ突破を決めているが、無論、容易な相手ではない。2シーズン連続での決勝トーナメント進出へ厳しい戦いは続きそうだ。
この日のトッテナムは、相手のゴール前までは迫るも、あと一押しが足らない。71分には途中出場のクリスティアン・エリクセンのFKから攻め上がっていたヤン・ヴェルトンゲンがヘディングシュートを叩きつけたが、コントロールを仕切れずに得点には至らない。
一方で、インテルに焦りは見られない。イタリアのチームらしく守備に重きを置きつつ、機を見ては速攻に転じ、76分にはボルハ・バレーロのパスを受けたイバン・ペリシッチが枠内へ強烈なシュートを放ったが、これは相手守護神ウーゴ・ロリスの好守に阻まれた。
嫌な雰囲気がウェンブリーに漂うなか、それを一掃したのは天才肌の司令塔だ。
80分、ハーフウェーライン付近から大きなストライドのドリブルで一気に右サイドを駆け抜けてペナルティーエリア内に侵入したムサ・シッソコが中央へと折り返す。これを受けたアリが素早く左サイドへ流し、最後はエリクセンが豪快にゴールへ蹴り込んだ。
残り時間が10分となっていたなかで、待望の先制点を手にしたトッテナムは、一転して劣勢に立たされることになり、焦って前へと出るインテルを尻目に中盤でボール回しを展開。さらに87分には大型ボランチのエリック・ダイアーを入れて守備固めを徹底した。
結果、インテルの猛追を退けたトッテナムが虎の子1点を守り抜いて、1-0と勝利。グループ敗退を免れる金星を挙げた。
重要な一戦に敗れたインテルは勝点7ながら直接対決の結果で3位に転落。最終節は、グループ突破に向けて勝利が求められる展開に。
激闘を勝ち切って2位に浮上したトッテナムの最終節は敵地カンプ・ノウに乗り込んでのバルセロナ戦だ。すでに相手はグループ突破を決めているが、無論、容易な相手ではない。2シーズン連続での決勝トーナメント進出へ厳しい戦いは続きそうだ。