• トップ
  • ニュース一覧
  • 吉田麻也が語ったハリルジャパンとの違い。森保ジャパンのテーマは“柔軟性”と“人とボールが動く”

吉田麻也が語ったハリルジャパンとの違い。森保ジャパンのテーマは“柔軟性”と“人とボールが動く”

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年11月15日

ベネズエラ戦で注意するのはセットプレー

ベネズエラ戦を翌日に控え、大分市内で調整した日本代表。吉田は4連勝のかかる一戦へポイントを語った。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト編集部)

画像を見る

 ベネズエラとの一戦を翌日に控えた日本代表が15日、大分市内で調整。キャプテンで、守備の要である吉田麻也は「前回だけじゃなく、ここ1年くらいは取られ続けているので、セットプレーからの失点はなくさないといけないと」と注意喚起した。
 
 ロシア・ワールドカップのベルギー戦ではCKの流れから失点し、10月のウルグアイ戦でもFKの流れから失点。体格で劣る日本にとってセットプレーの守備は積年の課題だ。
 
 もっとも発足して間もない森保ジャパンではトレーニングの時間が限られており、「前回は初めての選手も多くて、監督と話しましたが、セットプレーではないところにプライオリティを置き、時間はそこまで取れませんでした。それは今回も同じですが、セットプレーは時間をかけてやらなくちゃいけないと思っているので、一番、できるのはアジカップに入る前だと思います。共通理解を持ってやりたいです。あとは精神論になってしまいますが、絶対に失点をしないという強い気持ちが必要です」と話す。
 
 一方、森保一監督のサッカーに関しては「とにかく人とボールを動かしながらプレーするのがテーマ」と説明。「練習ではワンタッチの制限があるので、必然的に身体を動かしながら、考えながらボールを動かさなくてはいけないので楽しいです」と続ける。
 
 これは以前に指揮を執っていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督のスタイルとは異なる点で、「どっちが良いというわけではなくて」と付け加えたうえで、「ハリルさんはこれと言ったら、これ以外はノーと言っていましたが、森保さんはこうと示すけど、でもこういう時もあるよねという柔軟性があります」と説明した。
 
 柔軟性があり、人とボールが動くサッカー――。森保監督のスタイルが現われ始めている日本代表は、ベネズエラ戦で史上初となる初陣からの4連勝を目指す。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
【日本代表PHOTO】対ベネズエラ戦前日練習!明るい雰囲気でメニューをこなす選手たち!
 
【関連記事】
【日本代表】ベネズエラ戦は4バック?3バック? ひとつの指標になりそうな7対7のミニゲームのメンバー構成は?
【森保ジャパン最新序列】長友負傷の左SBの代役は?ボランチで青山の穴を埋めるのは…
J王者のボランチから日本代表のボランチへ――。成長著しい守田英正が示す覚悟
日本代表に舞い戻った杉本健勇――川崎戦の意地のゴールを“起爆剤”にできるか
【日本代表】権田修一がピッチを去る川口能活と梶山陽平に言及。「引退は悲しいが…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ