なでしこジャパンU-20四人衆を指揮官はどう評価したのか? 主将・熊谷紗希からの要求は?

カテゴリ:日本代表

馬見新拓郎

2018年11月13日

ノルウェー戦で宮澤、長野がデビュー。翌日の練習試合・U-18鳥取戦で南、遠藤も出場

ノルウェー戦でデビューした宮澤はスピードに乗ったドリブル突破でスタンドを沸かせた。写真:早草紀子

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 11日の国際親善試合・ノルウェー女子代表戦を終えたなでしこジャパンは12日、鳥取市営サッカー場 バードスタジアムで練習試合・ガイナーレ鳥取U-18戦(30分×2本)に臨み、計0-2で敗れた。
 
 なでしこジャパンは練習試合後に解散し、2018年最後の代表活動を終えた。
 
 練習試合には、前日のノルウェー戦で先発しなかった選手が中心に出場。なでしこジャパンは寄せの速い鳥取U-18に苦しめられ、逆になでしこジャパンは寄せが甘いために、鳥取U-18に終始主導権を握られた。
 
 鳥取U-18と比べると、なでしこジャパンは選手の組み合わせが急造であることを考慮しなければいけないが、攻めの時間が短く苦戦を強いられた。
 
 練習試合には、8月のU-20女子ワールドカップで優勝した、U-20日本女子代表4選手も出場した。
 
 U-20代表キャプテンのDF南萌華(浦和レッドダイヤモンズレディース)は、60分フル出場した。
 
 急遽、鳥取U-18選手をなでしこジャパンチームに加え、南がその鳥取U-18選手とCBを組んだため、連係は難しい面があったが、相手のドリブルの方向を先読みして巧みに止めるシーンがあった。
 
 ノルウェー戦でなでしこジャパンデビューを果たしたFW宮澤ひなた(日テレ・ベレーザ)は、1本目と2本目の7分まで37分間出場した。ゴールキックからFW田中美南(日テレ)を経由して、宮澤がシュートに持ち込むチャンスはあったが、あまり攻撃に専念できず、得意のドリブルはノルウェー戦ほど披露できなかった。
 
 宮澤同様、なでしこジャパンデビューを果たしたMF長野風花(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ/韓国)は、2本目の7分から23分間出場。MF猶本光(SCフライブルク/ドイツ)やMF杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)とボランチを組んで、出場直後にFW菅澤優衣香(浦和)との連係でFW籾木結花(日テレ)のシュートを引き出し、守備でも貢献した。
 
 現役高校生のFW遠藤純(JFAアカデミー福島)は、2本目の7分から23分間出場。右CKのこぼれ球を押し込もうと放ったシュートは、鳥取U-18選手にカットされたが、厳しいチェックで相手のミスを誘い、それが田中のシュートにつながった場面もあった。
 
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